グランマーコッパーケトルに代表される「薪ストーブと焚き火」のお店、FIRESIDE。
そのファイヤーサイドの昭島アウトドアヴィレッジ店が、2月末で閉店することになりました。
昔から、グランマーコッパーケトルを愛用している私としては、オープン当時から通い続けた思い出のあるお店ですが、2年足らずで撤退となってしまいました。今回は、私の思い出も交えながら、お店の軌跡をご紹介したいと思います。
FIRESIDEは、「薪ストーブと焚き火で楽しむ火のある暮らし」をテーマに、火に関連したグッズを扱う専門店です。
昭島アウトドアヴィレッジにお店がオープンしたのは、2023年4月28。本場の海外製品からガレージブランドまで、焚き火に関する様々なグッズを取り扱っているということもあって、高い注目を集めていました。
店内には、ファイヤーサイドの代名詞ともいえるグランマーコッパーケトルが、19世紀のオリジナルから現在発売されているものまで展示されており、歴史を感じることができます。
お店で、一際目を惹いていたのがポータブル風呂のBohemen(ボヘメン)
ボイラーにはロケットストーブが採用されており、アウトドアで焚き火とお風呂を楽しめるという画期的(?)なグッズでした。
そして、忘れてはいけないのが、グレンスフォシュ・ブルーク。
ファイヤーサイドは、グレンスフォッシュ・ブルークの日本総代理店であり、多くのラインアップを取り揃えています。
去年(2024年)の1月27~28日には、グレンスフォッシュファンミーティングが開催され、多くの斧好きが集まっていました。
グレンスフォッシュのほぼ全ての斧が展示・販売されていたほか、グレンスフォッシュ愛用者の写風人さんによる講座や、ファイヤーサイドのポール社長と写風人さんのトークショーなど、イベントとしても大いに楽しめたことを覚えています。
おかげで、私もハンターを購入してしまいました(苦笑)。
ファイヤーサイド昭島アウトドアヴィレッジ店では、他にも焚き火会や薪割体験など、様々なイベントを定期的に開催しており、私たちキャンパーだけでなく、訪れた子供連れのファミリーも楽しませてくれていました。
さて、ここからは、私の購入した物を中心にご紹介していきたいと思います。
ファイヤーサイドでは、キャンプでも使えるポータブルピザ窯やBBQグリルなども販売しています。
写真は、オープン当初から販売されていた、本格ピザ窯KABUTO。
私も、一目ぼれで購入し、庭やキャンプで活用しています。
400℃以上の高温になるため、コンガリと焼きあがります!!
こちらも、一目ぼれしてずーっと購入タイミングを伺っていた本格BBQグリルTerzo。
蓋つきの本格的なBBQグリルですが、脚が折りたためるなどコンパクト設計のため、収納にも困りません。
そして、これでコンガリ焼いたバックリブは最高!
おかげで、ブリスケットやプルドポークなど、本格的なテキサスBBQにも挑戦することができ、購入以来、色々と楽しんでいます。
小物類では、1本4役のトング、ファイヤーバードが秀逸でした。
FIRESIDEオリジナルの製品で、掴む、返す、砕く、ならすの4役がこなせるファイヤーツールです。
くちばしのように尖った先端は、熾火をつまむのに向いていますし、根元側は大きな薪もガッチリつかむことができます。実はコレ、焚き火で必ず使うので、クルマに積みっぱなしになっています。
他にも、小物や斧の本など様々なグッズを買ってきましたが、今回閉店前に行って買ったのがコチラ。
ファイヤーサイドマルチキャリーと、ウッズマングローブ。
マルチキャリーは、薪を背負って運べるようになっています。両サイドには取り外し可能なコンプレッションコードが付いており、内側には薪を固定するベルトがあります。
背面には、デイジーチェーンやファスナー式の小物入れも付いているため、普通にキャンプ道具をこれに入れて使うのにも向いていると思い購入。
ウッズマングローブは、先述の写風人さんが入念にテストしたファイヤーサイドオリジナルの薪割り用グローブ。去年の春頃には発売されていたのですが、結構な人気で、私が来店した時には売り切れており、購入が今になってしまいました。
閉店まで、2週間足らずとなってしまいましたが、店内の多くの商品が15%以上オフとなっていますので、是非とも足を運んでいただきたいと思います。
さて、ファイヤーサイドは、昭島アウトドアヴィレッジからは姿を消しますが、駒ケ根の本店は今まで通り運営されるとのことですので、これからはそちらに通おうと思います(遠いですが・・・)。
余談ですが、昭島アウトドアヴィレッジを眺めていると、空き店舗が目立ちます。
今回訪れたのは、土曜日の昼過ぎでしたが、いつもなら満車の駐車場も1/4程度と少なく、場内は閑散としていました。キャンプシーズンオフではありますが、ここ数年は、冬でも多くのお客さんがいたので、ちょっとビックリ。
やっぱり、第2次キャンプブームは終了したのかもしれません。たまたまかもしれませんが、ここまで客数が少ないと、昭島アウトドアヴィレッジ自体の存続が心配になります。
ババゴミのキャンプ場には辟易しますが、お店やキャンプ場が無くなるのも困ります。
うーん・・・
【参考記事】
ハンターという名の最高級斧~グレンスフォシュ・ブルーク物語~
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