キャンプは、テントを建てて、BBQをして、あとは焚火を眺めながらダラダラ・・・
なんて風景をよくキャンプ場で見かけます。
でも、小学生ぐらいのお子さんがいると、必ず次の一言を言われたことがあると思います。
「ヒマー、何かしてあそぼー」
そんな時に、色々な遊び道具があると便利です。
我が家でも、長年、いろんな遊びに挑戦してきましたので、子供から大人まで、定番からチョット変わった遊びまでご紹介したいと思います。
また、遊び方としても、キャンプ場内で簡単に遊べるものと、アウトドアフィールドを活用したより本格的なものに分けてご紹介したいと思います。
キャンプ場内で楽しむ遊び
モルック
最近は、ちょくちょく見かけるようになったモルック。
モルックはフィンランド発祥のアウトドアスポーツで、1996年に開発されました。モルックは、木製の棒(モルック)を投げて、スキットルと呼ばれる木製のピンを倒すゲームです。スキットルには1から12までの数字が書かれており、倒れたスキットルの数字や本数が得点になります。
ルールは簡単で、スキットルをひし形状に並べて、5mほど離れたところからモルックを投げて倒していくだけ。
1本だけ倒れた場合は、そのスキットルに書かれている数字が得点に、複数本倒れた場合は、倒れた本数が得点になります。
先に50点ぴったりにした人が勝ちです。ただし、50点を超えた場合は25点に減点されます。3回連続でスキットルを倒せなかった場合、失格となります。
ルールは簡単ですが、50点丁度にするのが意外と難しくて、へたっぴな我が家では、50点を超えたらOKなどマイルールを作ってやってます(でないと終わらない・・・)
バトミントン
安いセットなら1000円以下でも買えますし、大人から子供まで一緒に遊べるのもポイント。
2セット以上あれば、4人家族でペアで遊べますし、3セット以上使って大人数でやると、落とした人が負けみたいな別のゲームになって盛り上がれます。
卓球
卓球も、温泉卓球に代表されるように、昭和の昔から楽しまれてきた遊びですが、キャンプテーブルを使って遊ぶこともできます。
チャムスからは、ネットとラケット、ピンポン玉がセットになった「チャムスピンポン」が発売されています。
キャンプテーブルは卓球台に比べて小さいので、難易度が高いのですが、これが逆に面白くて、皆でわいわいやると楽しいです。
ネット無しでも、ガイロープを張るなど、工夫次第で色々遊べますので、とりあえずラケットとピンポン玉をキャンプに持っていくことをおススメします。
薪割り
我が家は、高校生の娘もベテランキャンパーの域に達しつつあるので、遊びとは言えなくなりましたが、初心者キャンパーの友人とキャンプすると、子供たちの遊びになります。
勿論、大人が付いて指導してあげる必要はありますが、普段できない体験はとても楽しいようで、一生懸命薪割りをしてくれます(笑)。
できれば玉切りから割ることをお勧めしますが、入手が難しいですから、大割の薪が入った束を買えば、それなりに楽しむことができます。
非日常を楽しむのもキャンプの醍醐味ですから、挑戦してもらいたいです。
尚、薪割りは、斧、特にスプリッティングアックスと呼ばれる薪割り専用斧をおススメしたいところですが、長さが50cm以上あり重いので、大割の薪を割るなら長さ40cm前後のハチェット(手斧)がおススメです。
※詳しい薪の割方はこちらをご参照ください。
ネイチャーゲーム
ネイチャーゲームは、自然の中で行うさまざまなアクティビティを通じて、自然とのつながりを深めることを目的とした活動です。日本シェアリングネイチャー協会が提唱しており、子どもから大人まで楽しめる多様なプログラムが用意されています。
フィールドビンゴ
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出典:日本シェアリングネイチャー協会 |
日本で行われている、最もポピュラーなネイチャーゲーム。
ビンゴカードに書かれているものを探すゲームです。
森の色あわせ
カードに塗られた色と同じ色のものを自然の中から探し出すゲームです。
上記のカードは、日本シェアリングネイチャー協会から発売されていますが、自作も可能ですので、オリジナルで作って楽しんでみるのも良いでしょう。
カードの準備は必要ですが、お金も殆どかからないので、家族で楽しんでみてください。
他にも、簡単にできるネイチャーゲームがありますので、こちらもご参考ください。
アウトドアアクティビティとしての遊び
ここからは、キャンプ場の外へ出て、アウトドアをより楽しむ遊びをご紹介していきたいと思います。
サイクリング
キャンプに自転車を持っていくのは、キャリアを使うなど多少のハードルがありますが、遊びも含めて行動範囲が広がるのでおススメです。
我が家は、折りたたみ自転車を家族分用意してありますので、これでサイクリングキャンプを楽しんでいます。また、自分で持っていかなくても、山中湖などキャンプ場の近辺に、サイクリングコースが整備されている場合は、レンタルサイクルもあるのでそれを活用するのもアリです。
カヤック・SUP
湖や河川が近くにある場合は、カヤックやSUPがおススメです。
本格的なカヤックはハードルが高いですが、折りたたみができるパックラフトなら、初心者でも取り組みやすいのでおススメです。
パックラフトは、ゴムボートと同じ形状をしているため、転覆しにくく、より安全に遊べます。また、インフレータブルカヤックと比べてもコンパクトに折りたためるため、積載面でも有利です。
パックラフトと自転車を組み合わせると、ダウンリバーなども楽しめるので、慣れてきたら是非挑戦してみてください。
※詳しくはこちらをご参照ください。
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出典:モンベル |
SUPも、手軽に取り組めるアクティビティとして近年人気があります。ボードの上に立ってパドルを漕ぐので、まるで水上を歩いているような非日常感を味わえます
流れが複雑な河川には不向きですが、湖などであれば安定していて、目線が高いので景色を楽しむ上でも有利です。
スノーハイク
雪中キャンプ限定ではありますが、スノーハイクもおススメです。
スキーやスノボなどのウィンタースポーツをやらなくても、雪を楽しむ方法はいくらでもありあります。中でも、スノーハイクなら、スノーシューを履いて雪の中を歩き回るだけですから簡単です。
但し、雪に埋もれた状態だと、雪下の状態が分からないため、広いキャンプ場など足場が安全な場所で遊ぶことをおススメします。
この他にも、釣り(川釣り、海釣り)やクライミング、スキー、登山など様々なアウトドアの楽しみ方がありますので、それぞれのフィールドに合った遊びを楽しんでください。
番外編
ここからは、ちょっと邪道(?)だけれど楽しい遊びをご紹介したいと思います。
まあ、ある意味定番ではあるのですが、私なりに一捻りしているのでご笑覧ください。
野外シアター
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出典:シアターハウス |
タブレットで映画を見たりする方も多いと思いますが、どうせやるなら野外シアターはどうでしょうか。
最近は、バッテリー搭載のポータブルプロジェクターなども出てきたので、キャンプでプロジェクターで映画を観るハードルはだいぶ下がってきました。
しかし、投影はテント幕だったりしますが、どうせなら本格的なシアター用スクリーンを導入してみてはいかがでしょうか。
ホームシアター用スクリーンの老舗、シアターハウスからは、屋外向けに折りたたんで持ち運べるシアタースクリーンが発売されています。
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出典:シアターハウス |
老舗だけあって、スクリーンの映りも上々。
これなら、グルキャンでも盛り上がること間違いなし!!
ビデオゲーム
キャンプでも、ニンテンドースイッチなどを持ち込むのが定番ですが、斜め上を行くのが好きな私ですから、そんな甘っちょろいモノはおススメしません。
やるなら、コレ!
PS5+ゲーミングモニター+モバイルバッテリー
うちのJackeryのExplorer 1000 Newであれば、PS5と32インチモニターの組み合わせで2時間以上は余裕で持ちますから、あとは無線LANさえ確保できれば、オンラインゲームでもバッチリ楽しむことができます!!
丁度、モンハンワイルズの発売日が今週末に迫っているので、キャンプ場でヒト狩りいきましょう!!