Jackeryで電活!!

2024年12月4日

topics キャンプtips

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ポータブル電源、略して「ポタ電」は、キャンプ・アウトドアだけでなく、災害にも強いツールです。

私もずっと気にはなっていたのですが、 結構お高いこともあって、なかなか手が出ませんでした。また、私はガソリンや灯油のランタンを使う、極力電気を使わないキャンプスタイルなので、ポタ電を使うことに抵抗がありました。

ところが、最近ポタ電がネット上で相次いで値下げされており、最大50%オフなどのセールが行われていたため、思わずポチってしまいました(苦笑)。

購入したのは、JackeryExplorer 1000 New

末尾にNewと付いている通り、2024年7月に販売が開始された最新機種です。

定格容量が1070whと大容量な上に、最大出力1500W(瞬間最大3000W)と高出力なのがポイントです。

旧1000は、定格容量は1002Whとほとんど変わらないですが、最大出力が1000Wに制限されています。1000Wだと、ドライヤーなどの大電力が必要な家電が使えません。また、電子レンジも、出力600Wでも消費電力的には1000Wを超える製品が多いため、1500Wまで使えるメリットは大きいです。

Jackery以外のメーカーでも、定格容量1000Wh前後で最大出力が1000W以下のものがありますので、購入時には注意が必要です。

実際に、私も色々使ってみましたが、オーブントースターや、電気ケトルなど、様々な家電が使えました。流石に、オーブントースターと電気ケトルを同時に使うことはできませんでしたが、これだけ使えれば災害などでも十分活躍しそうです。


さて、ここまで大電力を消費する家電を使うとなると、気になるのが消費電力です。

実際、オーブントースターでパン焼き(2分)と、電気ケトルでコーヒー2杯分のお湯を沸かしたところ、容量の10%(約100Wh)消費しました。

また、娘がドライヤーで使用したところ、約7%ほどの消費でした。

ちなみに、ご飯を2合炊いた場合は、21%消費しました。



さて、使うばかりでは、いくら1000Whの大容量とはいえ、すぐに無くなってしまいます。

ということで、コイツの出番です!!

私が購入したExplorer 1000 Newは、100Wのソーラーパネルが2枚セットになっていました。

これで、キャンプ場でも充電できますし、災害の時にも役に立ちます。


さて、早速、朝から庭にパネルを並べて充電してみたのですが・・・

充電できません!!


充電に切り替えるスイッチは無く、単純にケーブルをつなげば充電できるはずなのですが、うんともすんとも言わず。マニュアルを見ても、ソーラー充電用ポートに接続するようにとしか書いていません。

おかしいなーと思いながら、ケーブルを見ていて気付いたのですが、L字型コネクタを外すと充電できました!


よくよく見ると、コネクタの中のピンの太さが微妙に違います。

勘弁してよー('Д')



ということで、気を取り直して充電開始。

ソーラーパネルの出力は、10時頃の時点で110Wを記録。2枚合わせて最大200Wですから、およそ半分ちょっとの出力です。

天気は快晴ですが、11月末ということもあって、やや低めかと思ったのですが、庭の木が邪魔をしているようでした。それに、日当たりが時間を追ってどんどん変わっていくため、数十分おきにパネルの位置や角度を調整。

11時過ぎには、パネルが完全に日陰に入ってしまったため、リビングにパネルを設置してみました。

ガラス越しでも、最大73W、平均45W程度は出ていたので、これはこれでアリかと思っていたのですが、アプリで発電量を確認していると、直ぐに出力が落ちてきます。

どうやら、アルミサッシの影が大きく影響しているようです。


Jackeryのソーラーパネルは、折りたたみ式のため、中央部分には発電パネルが入っていません。ちょうどそこにアルミサッシの影が来ている時は良いのですが、影が発電パネルにかかるとすぐに30Wぐらいまで下がってしまいます。充電効率には、思った以上に影の影響が出ます。

そこで、パネルをカーテンレールに吊るしてみたところ、45Wで安定。まあ最大出力の1/4以下まで落ちてしまいますが、屋内でも発電できるなら良いかと思います。



後日、ソーラーパネルの置き場を色々工夫してみたのですが、結局、掃き出し窓の外に置くのが一番ということに気が付きました。

最初は、太陽に対する角度に拘って設置場所を色々探っていたのですが、角度よりも、影がなくしっかりと直射日光が当たる場所が一番ということが判りました(^_^;

写真のように、ちょっとでも影になると、直ぐに40~50Wは下がりますので、角度に拘るより影にならない場所を選ぶことが重要です。

我が家の庭は南向きですが、隣の建物との関係上、時間を追うごとに影が広がり、11時過ぎには庭全体が影になってしまいます。

置き場所を色々考えた結果、簡易薪棚の上と室外機の上に置くことで、昼過ぎまで安定して発電できるようになりました。

出力は、最大178Wを記録。平均でも、だいたい150~160Wは出ているので、十分です。

この日は、10時頃に容量64%から充電開始して、12:45に100%になりました。

約3時間ほどで40%程度の充電が可能という計算になります。

計測したのは、12月1日ですから、冬場でも快晴であれば、7~8時間で満充電になりそうです。



以上、色々使ってみましたが、JackeryのExplorer 1000 Newは、キャンプやアウトドアだけでなく、日常使いとしても威力を発揮してくれることが分かりました。

バッテリー自体は、充放電に強いリン酸鉄リチウムイオン電池が採用されており、約4000回の充放電が可能で、10年は使えると謳われています。ですから、ソーラーパネルと併用することで、毎日の電気代の節約も可能になります。

流石に、毎日ドライヤーなどの大電力を使っていると、バッテリーを消耗してしまいますが、テレビやPCなどそれほど大きな電力を使わない家電なら、ソーラーパネルで貯めた電気を使ってポタ電の元を取ることもできるでしょう。

キャンプやアウトドアシーンでいえば、ドライヤーが使えるので、シャワーを使った時などに活躍しますし、ホットカーペットなども使えるので、特に冬場のキャンプで重宝しそうです。

また、私は最近、夏場のキャンプでポータブルクーラーを使っていますので、これでどれぐらい使えるかも興味があります。


JackeryのExplorer 1000 Newは、UPS機能も付いているので、充電ケーブルをコンセントに挿した状態で家電をつなげておけば、夏場の冷蔵庫などの停電対策にも使うことができます。

そういった意味でも、日常的な災害対策として導入するのも十分にアリだと思います。


今なら、ブラックフライデーなどもあって、最大50%オフで販売されていますので、おひとついかが!?





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