四国キャンプ旅行記の2日目です。
昨日、パックラフトを楽しんだ私。
その時、車をスタート地点に置きっぱなしにしているので、先ずはそれを取りに行きます。
6時前に起きた私は、早速自転車に乗って、キャンプ場を出発。
私の愛車DAHONのホライズディスクは、太いタイヤとディスクブレーキが目を惹く20インチの折りたたみ自電車です。
タイヤのクッション性が良く、シマノの8段変速システムのおかげで、デブい私でも乗りやすい自転車です(笑)。
車が置いてある「スノーピークかわの駅おち」までは、キャンプ場から5.3km。特筆すべきはその高低差で、スタート地点の「スノーピークおち仁淀川キャンプフィールド」からは、2か所のトンネル区間とその前後を除き殆どが下り坂なのです!
パックラフトはダウンリバーですから、普通はヒルクライムになるのですが、この区間は殆どがダウンヒルなので、自転車との相性抜群。私のような軟弱者にとっては超ありがたいコースとなっています(笑)。
途中、朝の仁淀川の風景を楽しみながら、自転車を駆ります。
そうこうしているうちに、ゴールのかわの駅に到着。
最初のトンネル内が(僕にとっては)結構な坂なのでスピードが落ちますが、早朝という事もあって、車が来ることも無く安全に走れました。時間にして約20分ほどと、思ったより早く着きました。
朝の6時12分、涼しくていい気持ちです。
清々しい気分に浸ったところで、自転車を車に乗せて、キャンプ場へ。
キャンプ場へ戻ったら、朝ごはん。
ホットサンドとコーヒーでお腹を満たします。
そうこうするうちに、気温はぐんぐん上がり、あっという間に30℃オーバー。
暑さで居ても立っても居られないので、早速片付けを開始。どちらかというと、キャンプ旅行では天気に恵まれないことが多い我が家ですが、今回はバッチリの快晴で、汗だくになりながらの撤収作業になってしまいました。
撤収終了時には、家族3人とも汗でビチョビチョになってしまったので、チェックアウト前にシャワーを浴びてさっぱり。こういった点は、スノーピークのような高規格キャンプ場はありがたいです(^^)
チェックアウト時に、Tシャツとアイスクリンを買った私たちは、車の中でアイスを食べるつもりだったのですが、結構カチカチだったので、かわの駅へ移動し、そこで仁淀川を眺めながらアイスをモグモグ。労働の後の甘い物はやっぱりイイですね~
この日は、今回の第2のパックラフト地点である四万十川への移動となりますが、途中で少し寄り道をする事に。行先は、久礼大正町市場(くれたいしょうまちいちば)だったのですが、ここでトラブルが。
荷物の多いキャンパーを自負する私にとって、積載容量の大きいCX-8でもルーフボックスは欠かせません。ルーフボックスのキーは、いつもドアの小物入れに置いているのですが、キャンプ場を後にして、キーが無い事に気が付いたのです。
たまにやらかすのですが、ルーフボックスにキーを刺しっぱなしにしてるのかと思い、停車して確認したのですがありません。
「・・・?・・・どこかで落とした?!」
ルーフボックスの中には、パックラフトの道具一式が入っているので、キーが無いと四万十川に移動してもパックラフトをすることができません。それでは、何のために四万十まで来たのか分からないので、ルーフボックスのキーは死活問題です。
座席周りをひっくり返して一通り確認したのですが、何処にもありません。
撤収時に、暑さでヘロヘロになっていたこともあり、キーを抜いた記憶はあるのですが、その後の記憶が無く・・・。
ひょっとしたらキャンプ場で落としたのかもと、キャンプ場に戻ることに。キャンプ場からは30分ほどの場所に居たので、戻って探してみたのですが、キーは見つからず。フロントでキーの落とし物が無いか聞いてみても、落し物は届いていないとのこと。
どうやら、キャンプ場では落としていないようなので、キャンプ場を出てから立ち寄った「かわの駅」に移動。アイスを食べていたベンチ周辺などを探しましたが、見つかりません。
茫然と、駐車場を見渡す私・・・
もう、パックラフトはあきらめるか・・・
と、その時です。何気なくお尻のポケットを触っていたのですが・・・・
「あったー!!!」
この時、短パンを履いていたのですが、後ろのポケットが短パンの中でめくれ上がったような状態になっていて、そこにキーが巻き込まれるような形で挟まっていたのです。
そして、次の瞬間!!
(-_-メ)
怒怒怒(嫁)
( `ー´)ノ
怒怒怒(娘)
はい。申し上げることは何もありません。
約1時間、キーを探し続けた我が家。悪いのは全てお父さんです m(_ _)m
さて、散々な目に遭った我が家(誰のせいやねん)ですが、久礼大正町市場へ向かいます。キャンプ場からは約1時間程の距離で、12時前に到着。最初にキャンプ場を出た時は10時前だったので、到着後もお昼まで時間があるなーと思っていたのですが、トラブルのおかげで丁度良い時間になりました(苦笑)
久礼大正町市場は、間口5メートル程、奥行きも数十メートルと小さな市場です。
土佐らしく、藁焼きのカツオなどが売られていましたが、大勢の人だかりができていたのが「メジカの新子(しんこ)」。メジカとは、ソウダガツオのことで、その子供(新子)がここの名物となっているのです。ソウダガツオは、ルアーなどでも狙える魚で、血には弱毒があるので生で食べるとお腹を壊すことがあります。しかし、新子は毒が弱いので、刺身でも食べることができ、久礼では名物になっています。お店には、漁船の名前が上がっており、その日獲れたメジカが販売されていました。そこへ、発泡スチロールの箱などを持った、どうみても地元の人が列を為していました。
メジカの新子にも惹かれるものはありましたが、そのうち何処かで釣ることもできるだろうという思いもあり(釣ったことはありませんが)、カツオのたたきを食べようと、市場入口の向かいにあるお店「市場食堂ど久礼もん」へ。
久礼大正町市場前の道路。左手が市場の入口で、向かい側の黒い軒のお店が「ど久礼もん」。 |
私と妻は「かつおのたたき定食」、娘は「漁師のぶっかけ丼」をチョイス。
お盆休みということもあり、観光客も多かったので、小一時間ほど待つことになりましたが、その日揚がったカツオのたたきは、新鮮そのもので美味!
漁師のぶっかけ丼は、カツオのほぐし身と刻み生姜を甘からに炊いてあり、ご飯との相性抜群。娘曰く、見た目以上に生姜が多いのでお腹の中からポカポカするとのことでした。
他には、夜の肴にと、岡村かまぼこ店で「ちくわ」と「くれ天」を購入。
キャンプ場に行く前に、久礼大正町市場の近所にあるスーパーマルナカへ寄って、2日分の食材と氷、飲み物などを購入。流石は地元のスーパー、朝獲りカツオの藁焼きタタキが売っていたのですが、定食で満足した妻は「カツオはいらん」と一言。私としては、もう少し食べたかったのですが、キーの一件もあるので、文句は言えません(苦笑)。
今日のキャンプ場は、四万十の中流にある三島キャンプ場。久礼からは車でおよそ1時間、四万十の水面を見ながら、パックラフトへの期待が膨らみます。
写真左側の田んぼがあるのが三島地区。三島へは2本の沈下橋がかかっており、写真の沈下橋は、国道と反対側にある集落から三島へ渡るための橋。 |
三島キャンプ場は、四万十川の流れに挟まれた巨大な中州のような地区にあります。国道から島へ渡るためには、沈下橋を渡る必要があり、初見では「ここを車で渡るんかー(◎_◎;)」と、軽く驚きました。
国道381号線から三島地区へ渡るための沈下橋。キャンプ場へは幅2メートルちょっとの細い橋を渡ることになる。 |
沈下橋を渡って、田んぼの中の1本道を進むと、キャンプ場に到着。
昨日は、パックラフトをやるために、急いで設営しましたが、この日はアクティビティはありませんので、ゆっくりとおちついてサイトを設営。
5時前には設営を終了し、シャワーで汗を流したら、晩御飯。
この日は、娘のリクエストでアヒージョ。
そして、スーパーマルナカで買った、骨付き鳥をフライパンでスパイシーに焼き上げました。
〆は、モチ米で作るトマトリゾット。
作り方は、「田中ケンのふらっとキャンプ」でやっていたので、それを参考にしました。
とっても美味しくて、1.5合で作ったのですが、3人でペロリ。
ケンさんありがとうございました!
そして、あとはいつもの通り、夜が更けていきます。
この日は、朝から色々ありましたが、明日はパックラフトで遊びまくります!!