四国キャンプ旅行記(準備篇)

2024年8月19日

キャンプリポート

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毎年、夏休みにキャンプ旅行をしている我が家。

今年は、四国へ行くことにしました。

大阪出身の私にとっては、四国は近いこともあり、旅行では何度も訪れたことがあります。また、父が善通寺に単身赴任していたり、妻の父方が徳島県出身であったりと、何かと縁の深い土地でもあります。

さて、旅行では色々と巡ったことがある四国ですが、キャンプとなると初めてです。オートキャンプを本格的に始めたのが東京に来た以降のため、なかなか関西でキャンプをする機会が無かったのがその理由です。そこで、今回はお盆の帰阪に合わせて四国キャンプ旅行を企てました(笑)。


さて、そうなると先ずは何処へ行くかということになりますが、これは早々に決まりました。

仁淀川四万十川です。

仁淀川でのパックラフト。写真の橋は浅尾沈下橋。


実は去年、九州へキャンプ旅行に行ったのですが、台風が直撃したため、パックラフトが全くできませんでした(T T)

高千穂峡や球磨川でパックラフトをやりたかったのですが、川がコーヒー牛乳状態で、それどころではありませんでした(苦笑)。

人吉を流れる球磨川。台風から1週間経ってもこの状態。

という事で、今年は何としてもパックラフトを楽しもうと、清流として名高い仁淀川と四万十川をチョイスしたのです。

問題は、行く時期とキャンプ場です。去年の九州は、フェリーの予約の都合上、日程を早々に決める必用がありましたが、今回はお盆前後に大阪から四国へ向かうため、ギリギリまで日程調整が可能となります。ですから、週間天気予報をにらみつつ、確実にパックラフトができる日程に調整しました。幸い、今年は台風が関西方面に来なかったので、天候の心配はありませんでした。

次に、キャンプで何泊するかですが、これも悩みました。近年の真夏の酷暑は、キャンパーにとってもかなり辛い状態ですから、あまり長期間だと体力が持ちません。九州へはポータブルクーラーを持ち込んだのですが、今回は諸般の事情でクーラーは無しで挑むことに。連日の気温を見ていると、高知県の山奥でも日中は連日35℃以上を記録し、夜にようやく25℃前後になっていました。この天候では、昼間パックラフトで遊ぶと、かなり体力を削られるので、余り長期間のキャンプ旅行は困難というか危険と判断し、キャンプは3~4日間とし、最後に道後温泉に泊まって大阪経由で東京に戻ることにしました。

あとは、キャンプ場を探すだけです。仁淀川や四万十川は、多くの河原に無料キャンプ場が設けられています。私としては、これらの無料キャンプ場を使ってみたかったのですが、お盆の時期は地元客も多いため、事前予約が取れる「スノーピークおち仁淀川」と「三島キャンプ場」に決定。


1日目 大阪~仁淀川(スノーピークおち仁淀川)

2日目 四万十川(三島キャンプ場)

3日目 四万十川(三島キャンプ場)

4日目 四万十川~松山市(道後温泉)

5日目 松山市~大阪


東京から大阪への移動も含めると6泊7日となります。例年であれば、間にホテル泊を入れつつ2週間近くの日程を組んでいますが、今年は短めのキャンプ旅行となりました。それに、高2の娘が大量の宿題を抱えていて、そんなに長く遊んでいる場合じゃないということも影響しています(笑)


今回のキャンプギア

今回のキャンプ旅行は、パックラフトが中心となります。

仁淀川と四万十川の最大の特徴は、川が大きく蛇行していることです。そのため、場所を選べば長距離のダウンリバーを行っても、スタート地点とゴール地点が近いというのがポイントになります。

これを最大限に利用するために持ち込んだのがコレ。

折りたたみ自転車、DAHONホライズディスク

これを、パックラフトの終着点に置いておき、出発点まで車を取りに戻るという訳です。カヤックやパックラフトによるダウンリバーは、グループで車が2台以上あると、出発点と終着点に車を置いておけるのでラクなのですが、我が家のように車1台でやるとなると、どうしても代替の交通手段が必要になります。歩くという手もありますが、それはそれでしんどいですし時間もかかるので、自転車を使うことにしました。

更に言えば、これを積んだので、ポータブルクーラーが乗せれなくなりました(苦笑)。


さて、自転車以外の装備は下記の通りです。


テント:ogawa AIRE
タープ:ogawa システムタープ ヘキサDX(予備:TATONKA TARP 1&2)
タープポール:Snow Peak ウィングポールレッド280×2本+240×4本
ペグ:Snow Peak ソリッドステーク多数
ペグハンマー:Snow Peak ペグハンマー PRO.S、NEMO メルダーハンマー
テーブル:Campers Collection タフライトファイアープレイステーブル
    :モンベル マルチフォールディングテーブル
チェア:Coleman コンパクトフォールディングチェア×3
マット:Coleman キャンパーインフレーターマットハイピーク ダブル・シングル各1
ランタン:Coleman 286A×2、IKEA キャンドルランタン
ランタンスタンド:Snow Peak パイルドライバー×2
焚火台:スノーピーク 焚火台L
ナイフ:BarkRiver ブラボー1.5、FALLKNIVEN F1、etc
パックラフト:ココペリ ローグライト、トウェイン

【その他、小物類】
ウォータージャグ(7.5L)
クーラーボックス 22L(SHIMANO FIXCEL PREMIUM)、ソフトクーラー大
バーナー×3(SnowPeak HOME&CAMPバーナー、SOTO ST-310)
ガストーチ(SOTO フィールドチャッカー)
ポケットトーチ(SOTO スライドガストーチ)
マッチ
フライパン(極SONS COCOpan)
ホットサンドメーカー(CHUMS)
ダッチオーブン8インチ(UNIFLAME)
ケトル(グランマーコッパーケトル小)
クッカーセット(鍋×3、フライパン、ミニケトル)
食器・カトラリー類
調味料(油、醤油、酢、塩、砂糖、胡椒、その他)
キッチンペーパー
アルコールティッシュ
アルミホイル
ラップ
タッパー
キャンプバケット・メッシュバスケット
LEDランタン×3(GENTOS)
ランタンフック×3
LED懐中電灯×1
救急セット(包帯、ガーゼ、絆創膏、イソジンetc)
石鹸
洗剤
洗濯洗剤
洗濯ばさみ
折り畳みハンガー
歯ブラシ&歯磨き粉
蚊取り線香
虫刺され薬
ティッシュ
ウェットティッシュ
タオル(多数)
サンダル


今回、テントは機動性と通気背に優れたAIREをチョイス。それに合わせて、タープもシステムタープ ヘキサDXに。AIREにシステムタープ付属のポールを使うと、高さが足りずに微妙にオガワ張りができないため、タープ本体だけ持っていき、ポールはSnowPeakを使用。


他の道具類も、なるだけシンプル&コンパクトを心掛けました。と言うのも、今回の最大の敵は暑さですから、如何に作業の手間を省くかに注力しました。ですから、通常のキャンプであればツーバーナーを持って行くところを、コンパクトなガスバーナーにしたり、食器類もシェラカップをメインに使用するなどの工夫を行っています。ランタンだけは、コールマンのガソリンランタンを持って行きましたが、メインで使用したのはジェントスのLEDランタンです(苦笑)。


私の最近のお気に入りが、スリーピーで売っているキャンプバケットとメッシュバスケット

直径35cmのキャンプバケットには、COCOpanのセットがきれいに収納できて、更に食器など嵩張るものを詰め込めるので重宝しています。


では、四国キャンプ旅行記の始まりです!


つづく



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