今年も本格的なキャンプシーズンがやって参りました。
私のような年中キャンプをしているキャンプ沼住人でも、春となれば何だかウキウキしてキャンプに行きたくなります(苦笑)。
そこで、キャンプと言えばテントが無ければ話になりませんので、今年の新作テントの中から一押しのテントを厳選してご紹介したいと思います。
コールマン タフスクリーン2ルームTX/MDX
出典:コールマンジャパン |
コールマンの定番ツールームテントが、装いも新たに新登場。
コットンのような風合いのTexFiber(ポリエステル)生地を使用し、アースカラーに仕上げられています。
出典:コールマンジャパン |
生地にはTeflonコーティングが施されているため、撥水性が高く、雨の日の撤収も楽に行えます。
幅340×奥行240cmと広いリビングが特徴で、高さも210cmあるので、圧迫感が無く、解放感抜群です。
出典:コールマンジャパン |
タフスクリーンは、基本構造はドーム型ですが、側面の立ち上がりが急角度になっているため、他社の2ルームと比べても室内が広くて快適です。
インナーテントも300×250cmと、大人4人でも充分なサイズ。
リビングと寝室上部に大型のベンチレーションが設置されているため、夏快適なだけでなく、冬場も適切な換気ができるため、石油ストーブを使うことも可能です。
出典:コールマンジャパン |
天井部の結露を軽減するルーフフライと、下部からの冷気を防ぐスカートも装備されているため、4シーズン快適に使えるテントです。
出典:コールマンジャパン |
尚、スカートは巻き上げ可能で、夏の暑い時期には、ここから外気を取り入れ、上のベンチレーションから出すことができます。
【スペック】
使用サイズ:幅340×奥行560×高さ210cm
インナーテント:幅300×奥行250×高さ175cm
収納時:約φ30x74cm
材質
- フライシート/TexFiberポリエステル(耐水圧約2,000mm)
- ルーフフライ/TexFiberポリエステル
- インナーテント/ポリエステル
- フロア/ポリエステルオックス(耐水圧約2,000mm)
- メインポール/アルミ
- キャノピーポール/スチール
コールマン ワイドティピー / 3025(グレージュ)
出典:コールマンジャパン |
コールマンから、本格的なファミリー向けティピーテントが登場しました。
構造的には、テントの中心をメインポールで立ち上げる典型的なティピー型ですが、フロントポールを追加することで、広い前室を追加しているのが特徴です。
出典:コールマンジャパン |
インナーテントのフロア形状は使いやすい長方形で、更にフライシートに連結して引っ張ることで、内側の空間が拡げられています。
出典:コールマンジャパン |
出典:コールマンジャパン |
インナーテントのサイズは、300×250cmですから、大人4人でも使用可能。
別売のキャノピーポール(180cm)を使用すれば、入口パネルを跳ね上げることができ、簡易タープとしても活用可能。
出典:コールマンジャパン |
フライシートだけでも自立するので、サンシェードとしても使用することができますが、後からインナーを入れる事は出来ませんのでご注意を。
出典:コールマンジャパン |
【スペック】
使用サイズ:幅300×奥行440×高さ220cm
インナーテント:幅300×奥行250×高さ220cm
収納時:約φ25×67cm
材質:
- フライシート /リサイクルポリエステル( 耐水圧約1,500mm)
- インナーテント /リサイクルポリエステル
- フロア /リサイクルポリエステルオックス(耐水圧約2,000mm)
- メインポール /アルミ、フロントポール /FRP
スノーピーク Land Nest(ランドネスト)
出典:スノーピーク |
スノーピークからは、久しぶりのエントリーモデルが登場しました。
ランドネストは、登山用テントで多く用いられる逆Y字型フレームをメインに採用し、その両側にキャンプ用テントに見られる半円型のフレームを追加した、登山とオートキャンプの知見を融合させたハイブリッド型の構造をしています。
出典:スノーピーク |
中心に採用された逆Y字ポールをフライシートに通すだけで自立するため、とてもスピーディに設営することが可能です。
組み立てやすさで定評のあるモンベルのムーンライト。 メインフレームが逆Y字になっている。 |
また、フライシートに前後の区別が無く、設営時に迷うことがありません。これは、初心者だけでなく中・上級者にとっても有難い構造です。
インナーテントは、吊り下げ式で、こちらも前後どちらの位置にも取り付け可能。更に、吊り下げ式ですから、雨の日でもインナーを濡らさずに撤収できるのもポイント。
出典:スノーピーク |
三角パネル部分には、フライシートとインナーテントの両方にメッシュパネルが採用されているため、前後の出入口と併せて4方向から風が通るようになっています。
同時発売のランドネストタープは、ランドネストドームの形状に合わせられていますから、無駄が無く快適なレイアウトが実現でき、見た目にも美しいデザインに仕上げられています。
スノーピークのエントリーモデルは、これまでアメニティドームが永らく務めてきましたが、ランドネストは設営のしやすさと快適性がアップしています。
特に快適性の面では、アメニティドームに比べて、インナーテントのサイズがSは150×220cmから225×225cmにサイズアップしています(Mは何れも265×265cm)。更に高さは、Sが130cm、Mが160cmと、何れも10cm高くなっています。
価格面では、ランドネストがSで47,080円、Mで51,700円と、アメニティードームのSの41,800円、Mの52,800円に比べると、Sは高くなっていますが、Mは安くなっています。
ラインナップには、アメニティードームはまだ残っていますが、何れはランドネストに置き換わっていくかもしれません。
【スペック】
使用サイズ
- S:幅250×奥行375×高さ130cm
- M:幅280×奥行450×高さ160cm
インナーテント
- S:幅225×奥行225
- M:幅265×奥行265
キャリーバッグサイズ
- S : 65×20×25(h)cm
- M : 70×21×25(h)cm
重量
- S : 7.2kg
- M : 8.7kg
材質
- テント本体:75Dポリエステルタフタ・PUコーティン耐水圧1,800mmミニマム・撥水加工・UVカット加工
- インナーテント:ウォール 68Dポリエステルタフタ/ボトム 210Dポリエステルオックス・PUコーティング耐水圧1,800mmミニマム
- フレーム A6061(Φ13mm)
スノーピーク Tuga(トゥーガ)
出典:スノーピーク |
スノーピークと言えば、大型ツールームのランドロックが有名ですが、その大きさから、使えるサイトが限定されていたことも事実です。また、大人6人まで使える大型テントですが、4人以下のファミリーで使うにはいささか大きすぎるテントでした。
そんな、今までランドロックが大きすぎると諦めていた方に朗報です。
ランドロックの良さをそのままに、少人数でも使いやすいようにダウンサイジングされたのがトゥーガです。
トゥーガ 出典:スノーピーク |
ランドロック 出典:スノーピーク |
サイズが、ランドロックの幅405×奥行625cmにくらべ、幅310×奥行600cmとサイズダウンされている一方、室内高は約190cmと、ほぼランドロックと同じに合わせられているため、快適性は変わりません。
インナーについても、310×205cmあるので大人4人でも寝られるサイズになっています。
上記写真を見ても分かる通り、一見同じに見えますが、フレーム形状や数を調整することで、サイズダウンと軽量化を図りつつ、快適性と堅牢性を維持しているのは流石です。
【スペック】
使用サイズ:幅380×奥行600×高さ217cm
インナーテント:幅310×奥行205×高さ180cm
材質
- 本体ルーフ部:75Dポリエステルタフタ・遮光ピグメントPUコーティン耐水圧3,000mmミニマム・テフロン撥水加工・UVカット加工
- 本体ウォール部:75Dポリエステルタフタ・遮光ピグメントPUコーティン耐水圧1,800mmミニマム・テフロン撥水加工・UVカット加工
- インナーウォール:68Dポリエステルタフタ
- ボトム:210Dポリエステルオックス・PUコーティング耐水圧1,800mmミニマム
オガワ オーナーロッジ タイプ78R
出典:キャンパルジャパン |
オーナーロッジ タイプ78Rは、オガワを代表するロッジシェルターをダウンサイジングしたようなテントです。今年発売されたオーナーロッジ タイプ78Rは、83年に発売されたタイプ78をリニューアルしたモデルとなります(末尾のRはリニューアルの意味)。
構造は、ロッジシェルター譲りのスチール製ポール6本の脚から成る頑健なロッジ型。
サイズは、幅310cm×奥行360cmと、中型のツールーム並みの大きさです。高さは、ロッジシェルターより5cm低い205cm。
リビングは、奥行き160cmですから、ツールームとしてはかなり小さめのサイズですが、サイドウォールが立ち上がっているので、有効面積は広いのが特徴です。
付属のインナーテントは、幅300cm×奥行200cmと結構な広さがあり、大人4人まで対応可能。
インナーの素材はT/Cですから、結露に強いのもポイントです。
上部には三角形の大型ベンチレーションが採用されており、更に四方全部がメッシュパネルになっているため、抜群の風通しを誇ります。
一方で、上部のベンチレーションは、冬場の換気にも最適ですから、幕内で石油ストーブなどを安全に使うのにも向いています。
両サイドのパネルは、跳ね上げ可能で、別売のポールを組み合わせれば、タープ的な使い方が可能。
更に、最早オガワ定番とも言えるトリプルファスナー構造となっているので、薪ストーのインストールも容易です。
リビングのサイズが小さいので、4人家族で使うには少し小さいですが、大人2人+子供2人のファミリーには最適なテントですし、デュオで広く使うのにも向いています。
【スペック】
サイズ
- フライ本体:幅310×奥行360×高さ205cm
- インナーテント:幅300×奥行200cm
収納サイズ
- 90×32×48cm
重量
- 25.05kg(付属品除く)
材質
- フライ本体:ポリエステル210d(耐水圧1,800mm)
- インナーテント:ポリエステル68d、T/C
- グランドシート:ポリエステル210d(耐水圧1,800mm)
- ポール:スチール(φ22mm)
付属品
張り綱3mx6本、スチールピン25cmx25本、アイアンハンマー1丁、収納袋
オガワ ピレウス
出典:キャンパルジャパン |
今回紹介する中で、個人的には一番おすすめしたいのがこのテント。
アウターに2本のポールを使ったティピ型のテントで、そのシルエットからピレウス(頭巾雲)と名付けられています。
出典:キャンパルジャパン |
左右2本のアウターポールで本体を吊り下げる形になっており、出入口にフロントポールを追加することで、居室内の広さと、出入りのしやすさを実現しています。
所謂ティピ型と違い、室内にポールが無いため、とても快適です。
天井が240cmと高く、ベンチレーターもあるため、夏場でも熱気が籠り難い構造になっています。更に、後ろ側も全面オープン可能で、左右の裾付近にも大きなメッシュ窓がありますので、通風性も抜群です。
フロアサイズは、6角形ですが、幅340×奥行280cmありますので、大人4人が十分に寝ることができます。
アレンジとしては、インナーシートのグランドが取り外せるため、シェルターとしても利用可能。
出典:キャンパルジャパン |
出典:キャンパルジャパン |
出典:キャンパルジャパン |
素材は、フロアシートを除いて全てT/C素材が使用されており、白い色とT/Cならではの風合いは、ピレウスの名に恥じない仕上がりとなっています。
T/Cは、結露が無く遮光性に優れますが、そういった機能性よりも、デザイン性を優先して選んだのではないかと私は考えています。
独特の構造から、設営手順が若干複雑なため、中・上級者向けのテントとなりますが、唯一無二のデザインが光る逸品です。
【スペック】
サイズ
- フライ本体:幅340×奥行413×高さ240cm
- インナーテント:幅340×奥行280cm
収納サイズ
- 70×34×32cm
重量
- 17.56kg(付属品除く)
材質
- フライ本体:T/C(耐水圧350mm)
- インナー:T/C
- グランドシート:ポリエステル210d(耐水圧1,800mm)
- メインポール:6061アルミ合金(φ32mm)
- フロントポール:スチール(φ22mm)
付属品
張り綱2mx6本、3mx2本、セルフスタンディングテープ、スチールピン25cmx17本、アイアンハンマー1丁、収納袋
SOTO HORUS(ホルス)
出典:SOTO |
ガスバーナーで有名なSOTOから、遂にテントが登場しました。
構造は、ワンポールシェルターに陣幕をセットにした、一風変わったテントです。
通常は、ワンポールと陣幕として使えますが、セットにすると、独特の形状のテントになります。
出典:SOTO |
更に、天幕をフルオープンにすると、テント内で下火器が使えるという、SOTOらしい使い方ができます。
出典:SOTO |
素材は、火の粉にも強いT/C。
色は、コヨーテとグレーの2色となっています。
ワンポールに陣幕を加えるという独特のアプローチ。更にそれを組みあわせて変形するというアイデアは、流石はSOTOと言えるでしょう。
出典:SOTO |
出典:SOTO |
出典:SOTO |
出典:SOTO |
サイズとしては、デュオまで使えますが、やはりソロでこそ、その本領を発揮するテントです。
【スペック】
サイズ
- シェルターのみ:幅300×奥行250×高さ160cm
- シェルター+陣幕:幅300×奥行320×高さ160cm
収納サイズ
- 幅70cm×奥行30cm×高さ30cm
重量
- 9.3kg
材質
- シェルター本体:T/C撥水加工
- 陣幕:T/C撥水加工
- メインポール:アルミニウム合金
- サブポール:アルミニウム合金
- ペグ:スチール
セット内容
シェルター本体/陣幕/メインポール(1本)/サブポール(2本)/ペグ (14本)/1.5mガイロープ(4本)/2.5mガイロープ(6本)/本体収納袋/ポール収納袋/ペグ収納袋
ロゴス Fes PANELラムダΛ DUO-BC
出典:ロゴス |
今年は、ロゴスからも個性的なテントが新登場しました。
Fes PANELラムダΛ DUO-BCは、クラシカルなA型フレームテントに、ロゴスオリジナルの「PANEL SYSTEM」を組み込んだオリジナリティの高いテントです。
出典:ロゴス |
出典:ロゴス |
ポールが入っているので、ランタンなどを吊り下げることができ、雨の時も水が溜まらないなど、様々なメリットがあります。
今までは、ドームテントや2ルームなどに採用されていましたが、今回はAフレームのサイド全面に採用するという思い切ったデザインに仕上げられてきました。
これによって、タープ無しでも快適なリビングが出来上がりますし、インナーを付けなければ、更に広いスペースを確保することができます。
出典:ロゴス |
インナーテントは、フルメッシュになっていますので、夏場でも快適に過ごすことができます。
出典:ロゴス |
ロゴスのフェスシリーズは、キャンプ初心者やフェスを楽しみたい方向けのテントです。
今回とりあげたPANELラムダΛ DUO-BC以外にも、ファミリー向けのBreeze 2ルーム L-BCや、デュオ向けBreeze 2ルーム DUOプラス-BC、シンプルなドームテントのツアードーム M-BCなど、いずれも3~4万円台で買える安価で使いやすいテントをラインアップしています。
<Fes PANELラムダΛ DUO-BC>https://www.logos.ne.jp/products/info/10408
<Fes Breeze 2ルーム L-BC>https://www.logos.ne.jp/products/info/10502
<Fes Breeze 2ルーム DUOプラス-BC>https://www.logos.ne.jp/products/info/10501
<Fes ツアードーム M-BC>https://www.logos.ne.jp/products/info/10407
【スペック】
サイズ
- フライ本体:幅340×奥行413×高さ240cm
- インナーテント:幅340×奥行280cm
収納サイズ
- 70×34×32cm
重量
- 17.56kg(付属品除く)
材質
- フライ本体:T/C(耐水圧350mm)
- インナー:T/C
- グランドシート:ポリエステル210d(耐水圧1,800mm)
- メインポール:6061アルミ合金(φ32mm)
- フロントポール:スチール(φ22mm)
付属品
張り綱2mx6本、3mx2本、セルフスタンディングテープ、スチールピン25cmx17本、アイアンハンマー1丁、収納袋
サバティカル モーニンググローリー Synthetic
出典:SABBATICAL |
近年、ヒット商品を連発しているSABBATICAL(サバティカル)ですが、今年は既存商品の材質違いがリリースされます。
今回ご紹介するモーニンググローリー Synthetic(シンセティック)は、大ヒットワンポールテントモーニンググローリーT/Cのポリエステル版です。
出典:SABBATICAL |
モーニンググローリー(略してモニグロ)は、ワンポールテントですが、入口中央と左右にポールを追加することで、テント内の空間を広げると共に、出入りがしやすくなっています。
出典:SABBATICAL |
出入口および両サイドには、メッシュパネルが設けられており、風通しも良く、インナーテントと組み合わせて使用すると、ツールーム的な使い方ができるのも特徴です。
更に、テント後方のパネルは、2種類の開き方が可能で、更に風通しを良くすることが可能。
出典:SABBATICAL |
出典:SABBATICAL |
出典:SABBATICAL |
ハンガーテープが標準で付属しており、ランタンを吊るすことができるのも他のワンポールに無い特徴。
出典:SABBATICAL |
ハンガーテープには、3つのリングがあるので、好きな位置に吊るせるのもポイントで、インスタでは複数のランタンを吊るして映えを狙っているのを見かけます(笑)。
今回、新たに追加されたシンセティックは、先述の通り生地がポリエステルになっています。T/Cかポリエステルかについては賛否両論ありますが、ポリエステルは軽くて防水・撥水性が良いので、雨が降った時などはT/Cより優れます。一方、T/Cはコットンが混紡されているので結露しないというのが最大の利点です。
どちらを取るか難しい所ではありますが、3シーズンメインで考えるのであればポリエステルがベターです。やはり、雨でも安心なのと、多少汚れても絞ったタオルで拭けば簡単に落とせるのが良いです。結露に関しても、ポリエステルは速乾性に優れるため、撤収前に風を通しておけばすぐに乾きます。
尚、より大型のスカイパイロットもシンセティック版が同時発売されています。
【スペック】
サイズ
- 幅470×奥行440×高さ270cm(開口部高さ180cm)
収納サイズ
- 76×33×23cm
重量
- 9.4kg(ポール2.1㎏、ペグ260g)
材質
- 本体:150Dポリエステルオックス 遮光PU加工(耐水圧3,000mm)・撥水加工・UV加工
- センターポール×1 A6061・Φ32mm・全長270cm
- フロントポール×1 A6061・Φ22mm・全長180cm
- サイドポール×2 A6061・Φ19mm・全長84cm
付属品
- ハンガーテープ×1(ポリプロピレン)
- ペグ×14(ジュラルミン・21cm)
- 3mロープ×5(ポリプロピレン・Φ4mm)
- 2mロープ×6(ポリプロピレン・Φ4mm)
- キャリーバッグ/ポールケース/ペグ・ロープケース
DOD WAGAYA-NO TENT
出典:DOD |
アイデアの光る製品と、独特のネーミングセンスでヒットを連発しているDOD。
今年の新製品では、WAGAYA-NO TENT(わがやのテント)がイチオシです!
最大の特徴は、ワンタッチで設営が可能なこと。
出典:DOD |
特にお子さんの小さなファミリーキャンプでは、テント設営にとにかく時間を掛けたくないもの。わがやのテントであれば、秒で設営が完了するので、お子さんを気にする事もありません。
出典:DOD |
ワンタッチテントと言うと小さくて狭いイメージがありますが、わがやのテントは室内も広々。
写真のMは3人用ですが、大人3人が寝れるサイズが確保されています。流石に高さは低いですが、寝るだけと割り切れば充分なサイズ感です。
インナーテントは、全面メッシュパネルが採用されており、これだけでサンシェードとして使うこともできます。
出典:DOD |
サイズはS(2名)、M(3名)、L(5名(実質4名))の3種類ありますので、利用人数に合わせてチョイスすることができます。
テント設営は、初心者にとっても最大の課題となりますので、ワンタッチで設営できるがわやのテントは、最初の一張りにもおススメです。
【スペック】
サイズ
- S:幅240×奥行220×高さ120cm
- M:幅240×奥行275×高さ143cm
- L:幅280×奥行280×高さ156cm
収納サイズ
- S:幅71×奥行22×高さ21cm
- M:幅80×奥行22×高さ21cm
- L:幅95×奥行26×高さ26cm
重量
- S:6.5kg
- M:8.3kg
- L:10.5kg
材質
- フライシート:150Dポリエステル(耐水圧3000mm、PUコーティング、UVカット加工)
- インナーテント:ポリコットン(ポリエステル65%、綿35%)
- フロア・グランドシート:210Dポリエステル(耐水圧5000mm、PUコーティング)
- フレーム:アルミ合金
付属品
ロープ(長)×4本、ロープ(短)×2本、ペグ×14本、ペグ専用収納袋、タイベルト×2本、グランドシート、キャリーバッグ、フライシート用キャリーバッグ
まとめ
以上、今年発売の最新テントの中からおすすめの10点をご紹介しました。
個人的に一番のおすすめは、やはりオガワのピレウスです。唯一無二のデザインがとても所有欲をそそられます。その結果、私は買ってしまいました(苦笑)。
(詳細はこちら)
これからキャンプを始めたいという初心者の方であれば、DODのWAGAYA-NO TENTです。設営が爆速で迷わなくて良いというのは、キャンプで最大の武器になります。また、ベテランになってからも、サブテントとして利用したり、タープ下で利用するなど、色々と使い勝手があるので無駄にはなりません。
ただ、高さが低いので、テント内でゆったり過ごしたいという場合は、コールマンやスノーピークのランドネストも候補になります。
スノーピークのトゥーガとオガワのオーナーロッジ タイプ78Rは、いずれも優れた中型のツールームですが、上位のランドロックやロッジシェルターからのダウンサイジングとしておすすめです。以前はファミリーキャンプを楽しんでいたけれど、子供が大きくなって夫婦でデュオキャンプがメインとなった方であれば、これまでの設営感覚に近く、使い勝手の良いサイズになったこの2張りがしっくりくることでしょう。
ソロであれば、SOTOのホルスが良いでしょう。陣幕とワンポールの組み合わせバリエーションが多く、単体で揃えるよりコスパにも優れます。
以上、今年の新作テントベストバイ10選でした!!