キャンプネタに困るとダイソーに頼ってしまう私(苦笑)。
いつものように、行きつけのダイソーに行くと、こんなモノが売っているではありませんか!!
いやー、今回もやってくれましたよ!
昨今のキャンプブーム、特にその裾野を広げることに一躍買っているソロキャンパーを狙った商品。
値段は、お手頃価格の1,000円!!
しかも、組み立て式ではなく、折り畳み式というのがポイント。
と言うのも、組み立て式は、コンパクトにはなるものの、組み立てが面倒な物が多いのです。特に、SOTOのミニ焚き火台ヘキサは、6角形のため組み立てが難しく、スグにバラっとなってイラっとします(苦笑)
その点、折りたたみ式は、組み立ての手間がかからず、剛性も高い傾向にありますので、調理にも向いています。
では、早速レビューしていきたいと思います。
マイクロストーブコンロについて
マイクロストーブコンロはに、本体、ロストル、焼き網、収納袋の4点が入っています。
写真左が本体。右が焼き網。 ロストルは本体の中に入っている。 |
組み立ては、超簡単。
①本体を開く
②側面の板を開いてストッパーで留める
③ロストルをセットする
あとは、焼網を乗せれば、コンロの完成!
大きさは、幅13.5cm×奥行12cm×高さ14cm。
焼網のサイズは、約11cm×11cmですから、ソロ向けに丁度良いサイズ感です。
重量は385g、ロストルを入れても434gですから、軽量な部類に入ります。
尚、ロストルは、本体内に収納可能です。
焼網も本体の間に入れる事はできますが、ピッタリという訳にはいかないので、無理に本体に入れずに、収納袋に本体と一緒に入れるのがベターです。
本体はスチール製で、焼付塗装が施されています。
厚みは、ノギスで測ると約0.6mmでした。
炭火コンロとしては十分使える
では、実際に使ってみたいと思います。
先ずは、コンロの台をセッティングします。
では、炭を起こしていきます。
この手のコンロは、SHO’SのB6君に代表される通り、薪を使うより炭の方がベターです。
ロストルのおかげで、通気性は上々。着火剤を下に敷いて炭を入れるだけで簡単に熾ります。
火力は、この手の物としては並みです。鉄板の厚みが無いので、蓄熱性に劣りますから、少し多めに炭を入れると良いです。
鳥を焼いてみましたが、コンガリといい感じで焼けました。
さて、炭火コンロとしては、十分及第点ですが、焚火台としては微妙です。
サイズが小さいのと、サイドに扉や口が無いので、上からしか入れられません。
通気性はそこそこ良いので、上から細い薪を入れれば良く燃えますが、長い薪を使うのには向いていません。
小枝などを使えば、SOLOSTOVEのような使い方ができますが、溜まった灰を掻き出せないので、長時間の使用には向いていません。
まあ、メインはあくまで炭火コンロですから、これは仕方が無いと思います。
耐久性について
炭火コンロとして2時間程、焚火台としても数時間使ってみましたが、歪みも無く、目立った痛みもありません。
耐熱塗装についても、一部に変色はありますが、思った以上に丈夫です。
上記の写真は、使用後そのままの状態です。
塗装の痛みなど、細部を確認してみようと、アルコールティッシュで拭き取ったのが下記の写真です。
鳥の油が落ちきっていないので、少々汚れが目立ちますが、歪み等は確認されません。
一部に塗装の痛みが見られますが、この程度であれば許容範囲です。
炭火だけでなく、焚火の熾火に晒された底板も、これといった痛みは見られません。
正直、たたむのに苦労するぐらい歪んで、塗装も落ちることを予想していたのですが、これは想定外でした。
焼網も、油と煤でドテドテになったのですが、洗えば元通り。
付属の焼網なんて、数回でダメになると思っていたのですが、これなら10回以上は余裕で使えそうです。
やるな!!ダイソー(◎_◎;)
使ってみた感想
マイクロストーブコンロは、所詮1,000円ですから、購入した時はそんなに期待していなかったのですが、意外とちゃんと使えたので驚きました。
写真右は、ソロ用コンロの代表格「B6君」 |
サイズ的には、ソロでまったりやるのには丁度良い大きさですし、軽量・コンパクトですから、バックパックでキャンプするのにも向いています。
何より、耐久性については、厚さたった6mmですから、すぐにダメになると思っていたのですが、そんなヤワなことはなく、十分使える製品に仕上がっていました。
耐久性という点では、以前レビューしたミニBBQグリルも同様で、同じく1,000円の商品ではありますが、予想以上の耐久性に驚いたものです。
このBBQグリル、チャチな出来に反して実用的なので、今でもたまに使っています(笑)。
マイクロストーブコンロも、BBQグリル同様、かなり実用的なレベルに仕上がっていると言えます。
私は、既に色んなコンロや焚火台を持っているので、正直これ以上要らないと思っていたのですが、これならソロで積極的に使ってみようと思いました。
実は、後日調べたら、Amazonでクリソツな商品が売っていました!!
本体はステンレス製になってはいますが、
値段は2,666円ナリ・・・
(;゚Д゚)
やっぱり、コスパ最強のダイソーでした(笑)。