キャンプが一過性のブームではなく定着してきたと思える昨今。
多くの100円ショップでもアウトドアコーナーができ、様々なグッズが取り扱われるようになりました。
キャンプグッズの定番と言うと、メスティンに目が行きがちですが、やっぱりシェラカップが定番でしょう。
さて、そんな定番のシェラカップですが、色々と進化しているので、ご紹介したいと思います。
シェラカップは、容量が300前後、開口部が12cmのカップで、様々なブランドから発売されています。
別に規格化されている訳ではありませんが、米国の自然保護団体「シエラクラブ」がルーツで、各社ともオリジナルのシエラカップに合わせているため、スタッキング時の互換性があります。
100円ショップでシェラカップを最初に取り扱ったのは、おそらくダイソーです。
しかし、今年からキャン★ドゥで見かけるようになったシェラカップは、アウトドアショップで1,000円以上で販売されている物と遜色無いものになっています。
価格は550円。しっかりとした厚みのあるステンレスが使われており、作りも所謂シェラカップと同じですから、他のアウトドアブランドの物とスタッキング可能です(ダイソーの100円のものはハンドルが溶接のためスタッキング不可)。
左がダイソー、右がキャン★ドゥ |
左がダイソー、右がキャン★ドゥ |
ダイソーで販売されているシェラカップは、加熱不可となっていますが、キャン★ドゥのものは加熱可能で、十分な耐久性があります。
実は、提供元は何れもエコー金属という新潟の会社です。ダイソーのシェラカップは、インド製ですが、キャン★ドゥのものは日本製となっています。
この品質で550円ですから、アウトドアブランドに拘りが無ければ、このシェラカップはコスパ最強です(笑)。
さて、エコー金属からは、他にも「シェラカップ用フタ」や「シェラカップ用網」も発売されています。
何れも、キャン★ドゥで販売されています。
シェラカップ用フタは、ドーム状のフタで、直径が11.5cmで作られています。
ちょっと納まりは悪いですが、シェラカップの内側に沿ってハマるように作られています。
一方、シェラカップ用網は、シェラカップの底に丁度収まるサイズに作られており、蒸し物などを作るのに向いています。
このフタと網を使うと、コンビニの豚まんなどを蒸すことができるという訳です。
さて、フタの使い道としては、間に網をはさめば、燻製も作れます。
サイズが小さいので、あまり大きな食材を燻製にすることはできませんが、ナッツやチーズを燻製にするのには丁度良いサイズです。
因みに、写真の網は、丸型と角型がセットになって、ダイソーで売っています。
エコー金属の550円シェラカップは、今のところダイソーでは販売されていませんので、今後に期待したいです。
一方、ダイソーからは、小型のシェラカップが2個セットで税込み110円で販売されています。
サイズはオリジナルですが、2個で110円というのは驚きです。
というのも、このサイズに近いスノーピークのミニシェラカップが、1個1,188円もするからです!!
左がダイソー、右がスノーピーク |
このミニシェラカップは、毎年スノーピークのセール「雪峰祭」で限定販売されており、私もお猪口として愛用しています。
ダイソーのミニシェラカップは、サイズとしてはスノーピークより一回り小さいとは言え、2個で110円ですから、値段的には20分の1です!!
(;゚Д゚)
さて、このミニシェラカップ、小型ですがソースや醤油を入れるのに丁度良いサイズで、意外と使い勝手が良く重宝します。
作りも、シェラカップ同様ですから、スタッキングも問題ありません。
サイズとしては、普通サイズのシェラカップに丁度収まりますから、コンパクトに収納できるのも◎。
そして、お猪口としても丁度良いサイズ。
シェラカップは、直火でつかえることもあって、キャンプなどのアウトドアシーンでは何かと活躍するアイテムです。
デイジーチェーンなどに、ハンドルをぶら下げれば映えるので、そういった用途にもおすすめです(笑)。
それに、インスタ映えを狙う場合は、4個ぐらいは必要となりますが、1個550円なら出費も抑えられます(爆)。
ここ数年、第二次キャンプブームと言われてきましたが、既にブームというような一過性の物ではなく、定着してきたように思われますので、こういったアイテムが100円ショップで充実してくるのは大歓迎です。