最近、100円ショップでもナルゲンボトル風の容器が販売されるようになり、スパイス類を詰め替えて持ち歩くハードルが下がりました。
私は、キャンプで大型のスパイスボックスを使うと場所を取るのが嫌で、スパイスを小分けにして持っていきます。そんな私に、丁度良い感じのスパイスボトルをダイソーで見つけました。
SOLOXというブランドのスパイスボトルと液体調味料ボトルです。
SOLOXのスパイスボトルシリーズ
SOLOXのスパイスボトルは、容量が30mlで、3穴タイプと1穴タイプの2種類。
一方、液体調味料ボトルは、容量が30mlと60mlの2種類があります。
元々、液体調味料ボトルは60mlの1種類しかなかったのですが、早々に30mlが追加されました。60mlのボトルは、旧型は中蓋が灰色だったのが、新型では赤色に変更されています。
スパイスボトルの特徴
スパイスボトルは、穴の大きさが異なる2種類があるため、中に詰める調味料によって使い分けができます。
3穴タイプは、穴の大きさがコショウなどの調味料ビンと同程度です。
そのため、塩やコショウなど目の細かい調味料や、セージやタイムなど粉末状のハーブに適しています。
一方、1穴タイプは、七味に近い大きさですので、目の粗い調味料に向いています。
七味は勿論、オレガノ、バジル、マジョラムなど粗目のハーブや、最近流行のアウトドアスパイスなどにも向いています。
30mlという容量は、2~3泊のキャンプには少し多めですが、月1~2回行くようなキャンパーには丁度良い量だと思います。
因みに私は、特にソロだとよりコンパクトに収納したいので、ハンドクリームなどを入れるクリームケースや手芸用ビーズなどを入れるケースを使ったりしています。
液体調味料ボトルの特徴
液体調味料ボトルは、中蓋の中央から液体が出るようになっています。
中蓋には、調味液が出る穴とは別に、パイプ状の穴が空いています。
このパイプのおかげで、中の液体がスムーズに出てきます。
注意点としては、油などの多少粘性のある液体なら真下を向けても適量出るので問題ありませんが、醤油などの粘性の低い物は、かなり勢いよく出ることです。
ですから、醤油などを入れた場合は、少し傾けながら軽く本体を押すと、適量を出しやすいです。
キャップの口径は、スパイスボトルと同じですが、中央の穴を塞ぐための突起が付いています。
左がスパイスボトルのキャップ、右が液体調味料ボトルのキャップ。 |
ナルゲンボトル程の密閉性はありませんが、横に寝かせても漏ることは無いので、実用上は十分です。
容量が30mlと60mlの2種類があるので、1回で少量しか使わない醤油や酢などは30ml、鉄板焼きなどで多量に使うサラダ油などは60mlと、用途に合わせて使い分けできます。
メスティンに入るクリアケースについて
SOLOXのスパイスボトルシリーズには、専用のケースがあります。
それがこの、メスティンに入るクリアケースです。
ケースには、30mlなら4本、または30ml2本と60ml1本、60mlなら2本が入ります。
ハードケースとしては、かなりしっかりした作りなので、バックパックの底に入れても潰れることはありません。
肝心のメスティンとの組み合わせですが、これは正直微妙です。
1.5合メスティンに入れると、微妙に隙間ができますし、ケースも比較的大きいので、コンパクトに収納するという意味では、寧ろ直接スパイスボトルを入れる方が良いです。
因みに、ダイソーメスティン(1合)にはギリギリで入りませんでした(苦笑)。
まとめ
SOLOXのスパイスボトルは、複数のスパイスをコンパクトにまとめて持ち歩くことができ、ソロ・デュオだけでなく、ファミリーキャンプでも重宝します。プラスチック製のボトルですから、軽量で割れませんから、キャンプだけでなく登山などにも向いています。
特に、液体調味料ボトルは、使い勝手も良く、密閉性も高いため、とても便利です。
私はこれまで、ダイソーやセリアで売っていたナルゲンボトルを使っていましたが、少量出すのが難しいのと、液ダレに悩まされていました。特に、サラダ油などは、液ダレによってボトルがベトベトになってしまい、収納ケースまで油まみれになったりしていました。
しかし、SOLOXの液体調味料ボトルは、少量でも簡単に出せ、液ダレも無いため、とても快適に使えています。
60mlというのは、アヒージョなど、よりオイリーな料理には足りませんが、その場合は、ナルゲンボトルを使えばよいので、ケースバイケースで使い分けするのがポイントです。
また、SOLOXのボトル類は、全て角型のため、箱型のケースに収納する場合は相性が良いのも特徴の一つです。
ただ、クリアケースについては、中途半端な大きさのため、メスティンに入れて使うというよりは、単独でスパイスボトル用のハードケースとして使う方が良いでしょう。
何れにせよ、これを導入して以来、液ダレに悩まされなくなったのが一番の収穫でした。