プルドポークを簡単に作る方法

2022年5月31日

キャンプtips キャンプ飯 バーベキュー

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バーベキュー三大料理の一つ、プルドポーク

肉をフォークで引くだけで、ホロホロと崩れることからプルド(引く)ポーク(豚)という名が付いたそうです。

本場アメリカのBBQでは、低温調理で時間をかけて肉を柔らかくするため、とても時間がかかる料理です。ですが、ダッチオーブンを使うことで、比較的簡単に作ることができます。

今回は、プルドポークのレシピからキャンプでの作り方、更には家庭での作り方もご紹介します。


仕込み

BBQは、いずれのメニューでも仕込みが重要となります。

使う肉は、豚肩ロースの塊肉です。豚バラでも作れますが、その場合は脂身の少ない外国産などを使うことをおすすめします。

使用するスパイスは、ニンニク、クミン、コリアンダー(またはカルダモン)、カイエンペッパー、塩、コショウ、砂糖です。

スパイスの量は、塊肉500g前後に対し、カイエンペッパーを除く各スパイスを小さじ1杯半です。カイエンペッパーはとても辛いので、お好みで2~3振りほど入れてください。これらを予めボールで混ぜておきます。

あとは、すりおろしたニンニクを肉全体に塗り、残りのスパイスを刷り込みます。


調理

調理には、ダッチオーブンを使います。本場のBBQでは、バーベキューグリルを使いますが、ダッチオーブンでも代用可能です。

ダッチオーブンの底にアルミホイルを敷き、その上にスモークチップを入れます。

ダッチオーブンの底上げネットを置きます。

私の使用しているユニフレームのダッチオーブンは、専用の底上げネットがありますが、無い場合は、底から3~5cmほどの所の直径に合う丸網で流用可能です。


あとは、5~6時間、弱火にかけるだけです。ダッチオーブン内の温度は130℃前後を保つ必要があるので、こまめな温度管理が必要ですが、ガスコンロを使えば、比較的簡単にできます。

温度管理には、薪ストーブ用の温度計を使います。温度計を蓋の上に置いて、100℃を少し超えたぐらいを目安にしてください。


完成したプルドポークがこちら。

見た目は真っ黒になっていますが、これはスモークと肉から出た油の油煙ですから、焦げているわけではありません。


食べ方

大皿の上に乗せたら、プルドポークの醍醐味、フォークで肉をほぐしてください。

驚くほど肉が柔らかくなっていると思います。

あとは、お好みのBBQソースなどで味を調えて、バケットに乗せれば、ビールが止まらない事請負です(^o^)

BBQソース以外に、焼肉のたれ、ケチャップ&マスタードなども合いますから、お好みのソースで召し上がってください。


ソースをかけて、そのまま食べるも良し、ホットサンドにしても良しと、色々とアレンジが楽しめるのもプルドポークの良い所です。


ご家庭で作る場合

プルドポークは、ご家庭でも作ることができます。

その場合は、スモーカーとオーブンを使います。

仕込み方法は、ダッチオーブンの時と同じです。

ダッチオーブンの場合は、スモークしながら加熱しましたが、家庭で作る場合は、先にスモーカーで1~2時間燻します。



スモークした肉をスキレットやオーブン皿に乗せて、オーブンで焼きます。

焼き時間は、125℃で5時間がベターですが、早く仕上げたい場合は140℃で3時間でもOKです。


焼きあがったら、大皿に取り出し、フォークでその柔らかさをご堪能下さい(笑)。



まとめ

一見手間がかかりそうに思えるプルドポークですが、ダッチオーブンひとつで作れるので、おすすめです。

肉は、前日仕込んでおけば、あとはキャンプ場で焼くだけです。ポイントとしては、キャンプ場に到着する頃に肉が常温になっているのがベターですので、保冷剤を入れずに、クーラーバッグなどで調整するのがコツです。

調理に時間はかかりますが、昼前後から火にかければ、晩御飯には間に合いますから、是非一度挑戦してみてください。







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