先日、スーパーの缶詰コーナーを物色していたら、こんな物を見つけてしまいました。
モスとK&Kのコラボ商品、グリーンバーガーソイパティです。
モスバーガーのソイパティ
モスバーガーは、近年のヘルシー志向と環境負荷低減を考慮し、肉の代わりに大豆を使ったソイパティを開発しました。ソイパティは、モスバーガーの各種ハンバーガーで、通常のパティに変えてチョイスできるようになっています。
モスバーガーは、元々ヘルシー志向が強く、バンズを野菜に変えた菜摘(なつみ)シリーズなどを展開していました。そこで、新たな展開として、大豆を使用したソイパティを開発したのです。
大豆は、高たんぱくで栄養価が高く、畑のお肉と呼ばれるぐらいですから、肉の代わりとしてはピッタリです。ですので、大豆由来の植物性たんぱくから作られたソイパティなら、たんぱく質を取りつつ脂肪を抑えることができるため、ラーメンと並んで罪悪感の高いハンバーガーでも、後ろめたさを感じず食べれるというわけです(笑)。
K&K ”CAN”Pの達人
K&Kは、国分グループ本社株式会社が製造・販売しているコーンビーフなどのブランドです。国分グループ本社は、他に「缶つま」シリーズや「日本の果実」シリーズなど、様々な缶詰を手掛けています。
そんな国分グループ本社が、K&Kブランドで新たな展開をしたのが”CAN”Pの達人シリーズです。
”CAN”Pの達人シリーズは、パエリアの素や、ホットサンドの具といった、キャンプでもなじみ深い料理の具材を缶詰にした商品です。缶詰ひとつで、簡単に美味しくアウトドア料理が楽しめるとあって、一部のキャンパーの間でも話題になっています。
今回のグリーンバーガーソイパティは、モスバーガーと”CAN”Pの達人のコラボ商品です。
グリーンバーガーソイパティ
グリーンバーガーソイパティは、モスのソイパティを缶詰にした商品です。1缶に2枚のパティが入っており、味は「トマトのソース」と「テリヤキソース」の2種類があります。
何れも、パティだけでなくソースまで全て野菜由来の物しか使用されていないため、ヘルシー志向な人だけでなく、ベジタリアンやヴィーガンの方にも良いと思います。
ということで、実食してみました。
缶詰は、10分ほど湯煎にしました。
フタを開けるとこの通り。
ソースは、意外とシャバシャバ。ドロッとしていた方が、パティに絡んで美味しいと思うのですが、缶詰では難しいのかも知れません。
特に、トマトソースの方は、モスバーガーのミートソース風味を期待していたのですが、ちょっとビジュアルが異なります。それもそのはず、動物性の材料を一切使っていないので、ミートソース風に見えるのは、ニンジンやゴボウ由来の物。
バンズは、パスコのイングリッシュマフィンで代用。
私は、最近これに目玉焼きと厚切りベーコンを挟んで、キャンプの朝食にすることが多いので、この組み合わせしか思い浮かびませんでした(苦笑)。
モスバーガーですから、トマトのスライスも入れて、完成。
ポテトを添えればかなりそれっぽく見えます(笑)。
味の方はと言うと、かなり美味しいと感じました。一般的に、缶詰はどうしても肉の中まで味が浸透してしまうため、どうしても味が単調になりがちですが、このソイパティは、歯ごたえもしっかりあるので、味のメリハリを感じ、いい意味で缶詰らしくないです。
トマトソースは、チーズを挟んでモスチーズバーガー風に。 |
味の再現性は、まあバンズも違いうので比較しづらいですが、予想よりは良かったです。トマトソースは、モスバーガーとまではいきませんが、あの風味を頑張って出していますし、テリヤキもマヨネーズを入れるとかなり味が近づきます。
テリヤキ味は、マヨネーズで味付けすれば、かなり本物に近づく。 |
グリーンバーガーソイパティの缶詰を手に取った時、なぜ普通の肉のパティじゃないのか気になったのですが、肉のパティだと味がいかにも缶詰といった味になってしまうからなのかもしれません。ボリューム感としては、通常のパティより一回り小さいですが、1缶に2枚入っているので、ダブルバーガーにすれば、満足感も出ますし、ダブルにしても246kcalというのは、中年太り甚だしい私には有難い商品です(苦笑)。
何れにしても、キャンプでモスバーガーを楽しめるというのは、モス派の私にとってはとてもありがたいです(^ ^)