SOTOは、新富士バーナーというガス器具メーカーのアウトドアブランドということもあって、ガスバーナー中心をに商品がラインアップされています。そのため、クッカー類も、ソロクッカーからダッチオーブンまで、バリエーション豊富に揃っていたのですが、唯一無かったのが、ホットサンドメーカーです。
そんなSOTOから、遂にミニマルホットサンドメーカー ST-952が発売されることになりました。
SOTOらしいミニマルホットサンドメーカー
SOTOは、ステンレス製ダッチオーブンなど、これまでも他社とは違った製品展開を行っていました。そんなSOTOが作るホットサンドメーカーですから、やっぱり他社とは一味違う個性的なギアに仕上がっていました。
最大の特徴は、ハンドルが折り畳めるという点です。
これまで、ハンドルの折り畳み機構が採用されていたのは、スノーピークのホットサンドクッカー トラメジーノだけでした。ハンドルが分解できるのもコールマンぐらいで、殆どのホットサンドメーカーは、ハンドルは固定でした。
SOTOのミニマルホットサンドメーカーは、そんなホットサンドメーカー界に新風を吹き込むニューアイテムです(大袈裟?)。
ハンドルは、オールステンレス製で、本体側に折り畳んで収納できるため、とてもコンパクトになります。
ハンドルのストッパーは、調理中に本体をしっかり閉じることができるだけでなく、収納時には、ハンドルのロック機構として機能するようにデザインされています。
また、ハンドルと本体が当たる部分は、シリコンチューブで保護されており、傷が付き難く、収納時にカチャカチャ音が鳴らないなど、細かい所まで配慮されています。
他には、本体とハンドルの重量バランスを本体寄りにすることで、ゴトクに置いても安定する、開いた状態ではハンドルが地面に設置することで転倒を防止するなど、入念に調整されています。
耳までカリカリに焼くタイプ
ホットサンドメーカーとしては、本体周囲が浅くなっており、耳を圧着して焼くタイプです。
出典:SOTO |
この手のデザインは、食パンの耳がしっかり圧着され、カリカリに焼き上げることができます。そのため、食べている時に中身がはみ出し難く、耳まで美味しく頂けます。
本体は分離してクッカーとしても使用可能
本体は、熱伝導率の良いアルミダイキャスト製で、フッ素樹脂加工されていますから、汚れや焦げが付き難くなっています。
本体が分離できるので、ツーバーナーであれば、同時に2種類の料理に対応可能。
ホットサンドメーカーには、パンに焼き印を付けるためのモールドが施された物が多くありますが、ミニマルホットサンドメーカーはそういった加工が施されていません。
そのため、食材がモールドに引っかかることが無く、クッカーとしても使いやすくなっています。
以上、SOTOのミニマルホットサンドメーカーをご紹介しました。
発売は、4月下旬となっていますので、ギリギリGWに間に合う時期です。
値段は、6,600円と少し高いですが、ホットサンドメーカーとしては珍しく日本製で、唯一無二の折り畳み機構は、ミニマルなキャンプを目指すキャンパーにはとても魅力的な商品と言えるでしょう。