「快適生活研究家」という肩書を持ち、3か所のキャンプ場を経営・プロデュースするなど、生粋のアウトドアマンである田中ケンさん。そんなケンさん率いるTEAM odtsideが毎年開催しているイベントが、TOKYO outside Festivalです。
コロナ禍により、2019年の開催を最後に、2年間中止を余儀なくされていましたが、今年はようやく開催されることになりました。
近年のアウトドアブームにより、様々なイベントが催されるようになりましたが、TOKYO outside Festivalは、そんなアウトドアイベントと一線を画しています。
通常のイベントであれば、新製品の展示や、即売会、在庫放出など、物販が中心となりますが、そこは変わり者のケンさんですから、魚釣りや、バンジートランポリン、オージービーフの焼き方講座まで、遊びが主体のイベントになっています。
ということで、私も2年ぶりのTOKYO outside Festivalを楽しみに行ってきました!!
会場正面スペースは、バンジートランポリンやスライダー、電動カートなどが楽しめるコーナー。
ちびっ子がいっぱいで楽しそうでした。
僕も興味はありましたが・・・(汗)
その周りは、カスタムカーやキャンピングカーなどが並ぶエリア。
JeepとFIATも来ていました。
もう、見てるだけで楽しいです(笑)。
中には、こんなのも・・・ボルボの6輪車!?
そして、TEAM outsideの幌馬車。
インスタを見ていると、ファミリーパーク那須高原に最近展示されていた物なので、このイベントに合わせて持ってきたみたいです。
幌は、コールマンのテント等の生地を再利用した物が使用されています。勿論、エコというのもありますが、デザイン的にもカッコイイ!!
牽引はJeepですが、ここはやっぱり馬がいいなー。キャンプ場では、馬に引かせてほしいと勝手なことを思う私。
「ハイヨ~、シルバー!!」ってやってみたい。
ローン・レンジャー知らない?
さて、展示・販売コーナーに目を移すと、先ずはコールマン。
生憎、展示のみで販売はしていませんでした。
286Aランタンのレッドが出ていればと期待したのですが、展示もありませんでした。
2日前のネット販売では、コールマンのオンラインショップサイトが倒れていましたので、まあ、しかたがありません。
こちらは、太陽光発電式LEDランタンのLNESさん。
昼間に太陽光で充電して、夜にLEDで明かりを灯す製品で、環境とエネルギーをテーマにしたサスティナブルな製品づくりを進めているオープンイノベーションプロジェクトです。
生憎、新製品が間に合わず、今回はこれまでにリリースした製品の説明だけでしたが、5月頃には新製品が出るとのことでした。
常夜灯代わりに、サイトに置いておくと良いと思うので、新製品に期待しています。
こちらは、ココペリのショップR4Tさん。
ココペリって、色や模様の違いで、それぞれに願いが込められているそうで、最近、直ぐに心が折れる娘には「力を与える」を買ってやりました(笑)。
熊の足跡のマークが力を与えてくれるのだそう。 |
こちらは、ヴィンテージランタンなどの販売で有名なviblantさん。
コールマンの200Aなどが展示即売されていました。
僕のおこづかいでは無理ですが・・・(苦笑)。
モミガライトも販売されていました。
モミガライトは、米のもみ殻を高温・降圧で圧縮し固めた人造薪。密度が高いため、火持ちが良いのが特徴です。
欲しかったのですが、車じゃなかったので、今回はパス。
こちらは、THE IRON FIELD GEARさんのブース。
3年前に、別のイベントで「TAKI BE KAN」を見つけて、それからずーっと気になっているブランドです。
TAKI BE KANは、内側が鉄、外がホーロー加工された鉄の2重になった薪ストーブです。
前面の大きな耐火ガラスに目がいきますが、庫内の棚で調理が可能なことが最大の特徴。
キャンプ用薪ストーブの多くは、庫内が狭く、焚火調理に向きませんが、TAKI BE KANは十分なスペースが取られているため、ピザからグラタンまで、様々なオーブン料理が作れます。
加工精度も高く、非常によくできた製品で、薪ストーブと言うよりは、ポータブル薪オーブンと言った方が良いかもしれません。
発売当初は煙突が短かったのですが、現在は、オプションで追加の煙突があり、60cmの煙突ガードもあるとのこと。
うーん、もう一台買うか!?
ちなみに、こちらは、一回り大きい「TAKI BE COOKER」。重量が重いので、キャンプ用途というよりも、庭やバルコニーでの使用を考えた製品です。
煙突内に触媒が入っており(実はこれがお高いそうです!)、煙に含まれる様々な成分を燃やすことで、煙の匂いや刺激を半分程度に減らすことに成功。
これなら、薪の煙を気にしなくても、家庭で薪ストーブ料理が楽しめます。
さて、他にも色々と展示されていました。
こちらは、一番人気のホーロー鉄Pan。
ホーロー引きされているため、焦げ付かず、手入れも楽チン。
サイズ的には、ソロ向けといったところです。
こちらも人気の、焚火台「TAKI BE ITA」。
構造は暑さ3.2mmの鉄板を組み合わせるだけと、意外とシンプルで、ロストルも付属していて、焚火料理も楽しめます。収納もコンパクトなのが良いです。
「ヘキサウッドストーブ」は、6角形の焚火台で、2次燃焼の機能も搭載されており、6角形のSOLOストーブといったところでしょうか。
アイデアだなーと思ったのが、フタが付いていて、使用時は台にすることで、グランドへのダメージ軽減ができるという点。
こちらは、試作品のヘキサウッドストーブのソロ版。ユーザーの反応が良ければ製品化をと考えているそうです。
で、一番凄いと思ったのが、この「SUMI BE BOX」。
ロストルはホーローで、まるで焼肉屋のロースターの様。
アイデアが凄いと思ったのが、炭を入れる火床の上に屋根状のフタを置くことで、上から落ちる油が炭火に落ちないようになっている独特の構造。
これによって、煙を極力減らして、快適に焼肉ができるという訳です。
本体は、オールステンレス製で、丸洗いできるようになっていますので、将に手間いらずの炭火ロースターと言えるでしょう。
因みに、炭火を入れる火床のボックスには、リフターを留めることができるようになっており、細かい収納面まで考え抜かれた製品です。
これはもう、焼肉好きなら買うしかありません!!
こちらは、新手の七輪!?
いえいえ、ロケットストーブです。
株式会社フクプランニングが販売しているエコズームという商品で、アウトドアや防災向けに販売しているそうです。
この、エコズームが最も売れているのは、実はアフリカ諸国とのこと。インフラが十分で無く、薪にも事欠く厳しい環境から、効率の良いロケットストーブは、日々の調理器具として重宝されているそうです。
勉強になりました。
こちらは、ヨシダソースで有名なヨシダフーズインターナショナルジャパンさんのブース。
私は、いつもオリジナルとBBQソースを愛用しているのですが、スパイシーと麹を発見!
ヨシダソース好きとしては、買わざるを得ませんでした(笑)。
さて、アクティビティもご紹介しましょう。
こちらは、ツリークライミングの体験。
新宿中央公園の木に登ってしまおうと言うのですから、中々できる体験ではありません。
うーん、東京都もよく許したなー。というか、TEAM outsideの交渉力すげー。
こちらは、小さな子供向けのフィッシング体験コーナー。
勿論、本物の魚を釣るコーナーもあります。
何が釣れるのかと言うと・・・
琵琶湖産のホンモロコ!
ブラックバスなどの外来種や、様々な環境変化のため個体数が激減、今では高級魚とも言われる在来種です。
釣ったホンモロコは、向かいのお店でから揚げにしてくれて、その場で食べらえるとのこと。
ケンさんが大好きな、キャッチ・アンド・イートです。
最近流行出したモルックの体験コーナーもありました。
娘が挑戦するも、中々うまく行きません。
4投目でようやく数本倒せました。
私もちょっとやってみたのですが、これ、意外と難しいです。
倒したピン数を、丁度50本に合わせないと、25本からやり直さないといけないなど、テクニックだけでなく頭脳プレーも要求される奥の深さがあり、これはハマりそう。
ワークショップも、だるま作りや、けん玉作り、アクセサリー作りなど様々。
中でも、娘がやる気になったのが、ティンプルアートとアルコールインクアートのワークショップ。
用紙の上にアルコールを塗って、そこへアルコールインクを垂らして、独特のグラデーション模様を作っていきます。
出来上がったシートは、切り抜いて箱に貼って完成。
イラストは3枚作らせてもらって、両面ステッカーと共に頂いてきたので、色々な物に貼ってデコレーションに使えます。
さて、肝心の私は・・・
ケンさんオリジナル、ツーバーナー用鉄板!!
厚さ、3.6mmの鉄板で、専用リッドと、鉄板リフター兼用のコテが2本付いています。
勿論、ケンさんが拘ってコールマンの2バーナーに合わせて作ってあるので、この通りバッチリ!!
今まで使っていた鉄板は、若干幅が短く、2つのバーナーの火が上手く当たらなくてモヤモヤしていたのですが、これで解決です!!
ツーバーナー使いなら、持っておいて損は無い鉄板です。
そして、なんと限定30個!!
イベントは、明日までやっているので、興味のある方は、是非行ってみてください(^o^)