ダイソーネタが続きますが、今回はポケットストーブです。
ポケットストーブと言えば、エスビットが元祖ですが、今では中華製のバッ●物がAmazonに溢れています。
そんなご時世ですから、ダイソーでもミニストーブなる●ッタ物が売られていますが、先日、行きつけのダイソーを覗いたところ、新たに「ポケットストーブ」という商品名で売り出されていました。
店頭には、新旧のポケットストーブが並んでいた。 横に並んでいるアルコールストーブについても近々レビュー予定(笑)。 |
私は、これを見て「どんだけポケットストーブ売りたいねん」と思ったのですが、よく見ると「メスティン(1合用)に収納可能」と書いてあるではありませんか!
うーん、ここまできたら最早執念やな・・・
と思いつつ、折角なのでレビューするために買ってきました(苦笑)。
ダイソーのミニストーブとポケットストーブの比較
冒頭でご紹介した通り、ダイソーでは、現在2種類のポケットストーブが販売されています。
先に販売されていたミニストーブは、サイバートレーディング社の製品、ポケットストーブはダイソーオリジナルの製品となっています。
いずれも、MADE IN CHINAですから、中国からの調達品ということになります。
並べてみると、新しく発売されたポケットストーブの方が僅かに小さいことが判ります。
左がミニストーブ、右が新発売のポケットストーブ。 |
重ねると、サイズ差がよく分かります。といっても約3mmしか違いませんが。
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この僅かな奥行きの差で、ミニストーブはダイソーの1合メスティンに入らなかったわけです。
大きさ以外の違いを見てみると、エンボス加工されたイラストに僅かな違いがあります。
ポケットストーブの方が、プレスラインがやや太く、彫も深くなっています。
左がミニストーブ、右が新発売のポケットストーブ。 |
左がミニストーブ、右がポケットストーブ |
また、固形燃料の炎のイラストや、サイドの4つの点の位置なども若干異なっています。
製造元が同じなのか異なるのか気になる点ではありますが、まあ大した差は無いでしょう(苦笑)。
使用感について
では、実際に使用した感触をレビューしましょう。
使用感といっても、ミニストーブとサイズは殆ど変わりませんから、使用感も同じです。
※写真は全て、左がミニストーブ、右がポケットストーブ
奥行きが約3mm短くなっただけで、幅や高さは変わりませんので、固形アルコール燃料を使用した場合の火力も変わりません。
当然、メスティンとの相性も変わらず、1合を炊くのに丁度いいストーブということになります。
固形アルコール燃料で、簡単にご飯が炊ける。 |
メスティンへの収納について
さて、1合メスティンへの収納について見ていきます。
既に紹介した通り、ポケットストーブは、ダイソーの1合メスティンに丁度入る大きさに調整されています。問題は、それ以外に何が入るかです。
一番一緒に入れたいのは、やっぱり固形燃料です。
写真の物は、同じくダイソーで販売されている物ですが・・・
微妙にフタが浮いてしまいます(笑)。
本当は、専用網も一緒に入れたいところですが、これを入れると尚更固形燃料が入りません(苦笑)。
うーん、これは固形燃料のリニューアルも必要な気がします(笑)。
確かにストーブがスタックできるのは便利ですが、それによって燃料が入らなくなるのは・・・・・ねぇ(^_^;
ダイソーのポケットストーブはダイソー1合メスティン専用?
以上、新たに発売されたポケットストーブについて見てきましたが、この製品は、箱書きにもあるように、ダイソーの1合メスティンに合わせて作られた物と言えます。
元々、ミニストーブは、エスビットのポケットストーブを丸パクリした物で、サイズも殆ど同じですから、トランギアに代表される1.5合サイズのメスティンとは相性が良かったのです。
販売元のサイバートレーディングからは、トランギアのメスティンとラージメスティンに対応する1.5合と2合のメスティンが発売されており、これと組み合わせるために、エスビットをパクったミニストーブを販売したのだと思います。
一方、ダイソーは独自サイズの1合メスティンを発売、これが爆発的に売れたことから、後追いでミニストーブを調達したものと思われます。ところが、ミニストーブが1合メスティンにスタッキングできないことが判明、おそらくユーザーからのクレームがあったのだと思いますが、1合メスティンのサイズに合わせて新たにポケットストーブを独自調達したのでしょう。
固形燃料については、ちょっと残念な結果でしたが、代わりに箸やスプーン等を入れるのであれば、それはそれでアリでしょう。
寧ろ、1合という独自サイズのメスティンへの拘りが感じられますので、今後のダイソーに期待したいです。