北海道キャンプ旅行記【雪中編】3日目(札幌~ニセコサヒナキャンプ場)

2022年1月17日

キャンプリポート 雪中キャンプ

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2021年12月29日(水)

北海道雪中キャンプ旅行の3日目。

この日は、待ちに待った雪中キャンプです。

大通り公園周辺の道路は、早朝から除雪車が入っていましたが、公園はこの通り。



昨晩降り続いた雪は上がって、朝は青空が見える良い天気。



キャンプ場のあるニセコへは、夏場であれば2時間程度ですが、真冬ですから勝手が違います。とは言え、先ずはキャンプに向けて食材の調達へ。

行先は、札幌では観光地としても有名な「二条市場」。



先ずは腹ごしらえということで、「第一海鮮丸」で海鮮丼を頂きます。



私は、特大のぼたんエビが2匹乗った「うに・いくら・ぼたんえび丼」(3400円)。



妻は、色々な魚介類が乗った「海鮮丼」(2,280円)。



娘は、大好物のサーモンといくらの「親子丼」にネギトロをトッピング(1,980円+500円)。



丼には全てカニ汁が付いているのもありあたいところ。カニの出汁が効いていて、カニ好きの娘もご満悦。

全体的に、少々値段は張りますが、味は間違いなし。朝から贅沢をしてしまいました(苦笑)。



海鮮丼を堪能したら、今度はキャンプでのメインディッシュを調達に。



目に入ったのが、第一海鮮丸の隣の「本間鮮魚店」の店頭に並んでいたカニ!

3キロオーバーのタラバガニや、40cmオーバーのホッケが所狭しと並んでいます。



流石に、3キロオーバーのタラバは食べきれないので、サイズの小さな「花咲ガニ」と、こちらも北海道では外し難い「毛ガニ」をチョイス。更に、今まで見たことの無いサイズということもあって、ホッケを購入。全部で1万4千円ほどと奮発しました(笑)。


この後、札幌市内のイオンでその他の食材を購入して、10時過ぎに一路ニセコへと向かいます。

今までも、新潟や福島などで雪道は経験済みではありますが、100kmを超えるロングドライブは初めて。CX-8は4WDで、タイヤもブリヂストンのBLIZZAK DM-V2を17インチにインチダウンして履いており、雪対策は十分してありますが、そこは北海道ですから、慎重に慎重を重ねての走行となります。

北海道出身の友人からは、「40km以上は出さないこと。道産子でもシーズンに1回はスピンとかしてぶつけるから」との助言を貰っていたので、それを守って40kmで走行。


天気が良かったのは札幌市内だけで、定山渓の手前から雪が降りだしました。ある程度除雪されているとは言え、黒いアスファルトが見える区間の方が少ない道が続きます。


途中の中山峠は一面真っ白な雪。


中山峠にある、道の駅 望羊中山(ぼうようなかやま)。


途中の中山峠など、見渡す限り雪ですから、北海道の冬は初めての私にとって、おっかなびっくりでの運転となりました。




ニセコサヒナキャンプ場に到着したのが、丁度2時。3時間ぐらいと見ていたところが、結局4時間かかりました。


設備の充実したセンターハウス。

ニセコサヒナキャンプ場は、以前から行きたいと思っていたキャンプ場です。

立派なセンターハウスには、トイレが併設されていて、屋内には炊事場や休憩スペースが設けられており、薪ストーブもあります。但し、トイレは24Hですが、屋内は6:30~22:00となっています。また、炊事場はお湯は出ませんので、特に冬場はテムレスが必携アイテムになります(笑)。

ニセコサヒナキャンプ場は、各サイトにファイヤーサークルが設けられており、直火で焚火ができるのが特徴なのですが、冬場は雪に埋もれて使用できないため、焚火台必須となります。



私たちがお世話になったサイト。


私たちのサイトは、一番奥の林に囲まれたとても良い場所でした。テントは、クロンダイクグランデということで、直径5mぐらいのテントが張れるサイトをと予約時に要望していたのですが、丁度良いサイズに除雪して頂いており、設営がスムーズでした。

キャンプ場のスタッフの方に感謝!



サイトの状態が良かったとは言え、大型テントを設営して、薪ストーブをインストールしたりしていると、あっという間に周りは暗くなりました。忘れていたのですが、北海道の冬は日没が早く、16時過ぎには辺りは暗くなってきます。



薪は、キャンプ場で4箱購入したので、ヌクヌク雪中キャンプ開始!


薪は、広葉樹のミックス薪に、焚き付け用の端材も少し入って、1かご1,200円。


今日の晩御飯は、もちろん二条市場で購入したカニ!



花咲ガニと毛ガニのコンビでカニーズ(笑)

毛ガニは、三杯酢で頂きましたが、やっぱり別格の美味しさ。


毛ガニに群がる娘と嫁。


花咲ガニは、鍋に。



出汁は、こちらも二条市場で入手した特級の利尻昆布を使用。



花咲ガニは、タラバガニの代用品と考えられがちですが、味は同じですから、値段が安い分お得です。大阪や東京では見たことが無いので、おそらく道内だけに出回ってるのではないかと思います。



これに合わせるのは、北海道の銘酒「千歳鶴」の純米吟醸。



辛すぎず、すっきりとした旨口で、カニに合います。


〆は当然雑炊。



ご飯は、薪ストーブの上でクッカーを使って炊きました。

こういう使い方ができるのも、薪ストーブの良いところです。


食後は、ニッカをチビチビやりながらゆっくりと過ごしました。



いやー、雪中キャンプでカニ鍋、正に北海道らしいキャンプの始まりです!!



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