楽しかった(?)薪割りも、遂に大詰め。
最後まで残しておいた、欅(ケヤキ)の玉切りを割ります。
直径30cmの薪割台と比べても、この大きさです。
4分の1にカットされた玉切りですが、1辺が25cmありますので、元は直径50cmオーバーの大木だったことでしょう。そもそもが、繊維質で割り難い欅ですから、今回の最大の難物です(笑)。
こいつを割るには、楔(クサビ)の出番です。
薪割り6日目に、愛斧ヘリテイジ嬢の救出に使った楔とハンマーですが(詳細はこちら)、本来はこいつを割るために、用意していたものです。
打ち手は、今回もストレス解消を兼ねた娘です(笑)。
順調に2本の楔を打ち込んでいきますが・・・
割れません!!
楔を完全に打ち込んでも割れません。
流石は、大玉の欅です。
打ち込んだ楔が抜けなくなってしまったので、横から打ち込んで、割り広げていきます。
救出した楔を使って、反対側からも打ち込んでいきます。
あとちょっとですが割れません!
最後は、手で強引に引き剝がしました(;´Д`)
打ち手は、楔を横から打ち込むあたりで、脱落。
娘曰く、「全然割れへんやん!余計ストレス溜まるわ!!」。
まあ、しゃーないなー(苦笑)。
で、事はこれでは終わりません。
薪にするためには、10cm前後の太さまで割る必要がありますが、これがまた割れません。
よく見ると、コブのような物があります。どうやら虫が食った跡のようです。
こういう所は、一番割れないんですよね・・・
とは言え、もう、意地で割りました。ここまで来たら、欅との勝負ですから(笑)。
さて、この玉切り、もう一つあります!
先に割った曲玉の片割れです。
経験済みですが、ここまで打ち込んでも割れないのは、流石に萎えます(苦笑)。
何とか半分に。
小割にしようと見てみると、年輪に色の違いがあります。
ここは、あえて愛斧で割ります。
見えるぞ!私にも木目が見える!!
パッカーン
一気にストレス解消!
・・・と言いたいところですが・・・
ここまで巨大なコブは見たことありません(笑)
と言うことで、楔を打ち込んでいきますが・・・
力尽きました(笑)
チェーンソーで切ることも考えたのですが、そこまでするのは超メンドクサイのでやめました。
大割の薪としても普通の倍ぐらいの太さですが、薪ストーブにはギリギリ入りそうなので、このままで良しとします(苦笑)。
これで、300kgあった玉切りも、全て薪にすることができました。
いやー今回も色々ありました。たかが薪割りですが、運動にもなるので、テレワークで鈍った体を動かすのにと始めたのが3月下旬。
最後の薪割りがGWになってしまったので、結局1ヶ月以上かかってしまいました(^_^;
思い返してみると、パッカーンと気持ちよく割れたのは、6割ぐらいな気がします。薪割りはストレス解消にもなると思ったのですが、微妙でした(苦笑)。
前回は、カエデなどの曲玉があって苦労したので、今回は樹種を選んだつもりでしたが、コブや枝分かれに悩まされる結果に終わってしまいました。
とは言え、これだけの大割の薪が確保できたので、今から冬キャンプが楽しみです。
最後に、愛斧ヘリテイジ嬢の汚れを落として、オリーブオイルを塗っておきました。
「ヘル子、また会おう」