ダイソーでシェラカップが販売開始されたのが、去年のこと(詳細はこちら)。
話題性もあって、一時は品薄になったほどですが、今年は、そのシェラカップにピッタリのザルが発売されました。
シェラカップのオプション品は、キャプテンスタッグの得意分野で、「シェラスタッキングザル」を始め、大根おろし・スライサー等の機能を盛り込んだ「シェラカップ調理器」など、様々な製品がラインアップされています。
出典:キャプテンスタッグ |
そんな、キャプテンスタッグのザルは、1,100円ほどで販売されているのですが、それが100円で販売されると、キャプテンスタッグとしてはタイヘンなことになります!
では、ダイソーのシェラカップザルを詳しくレビューしていきましょう。
結論から言うと、出来はかなり良いです。これで100円と言うのは、企業努力と言って良いでしょう。
と言うのも、この製品は、ダイソーのオリジナル商品だからです。
実は、シェラカップは、ダイソーオリジナルではなく、エコー金属という会社の商品で、製造はインドです。余談ですが、エコー金属は、キャンドゥやダイソーで販売されているミニ鉄板を製造している会社です。
エコー金属のシェラカップは、100円という価格に抑えるためか、ハンドルが簡易的な溶接だったり、底が薄くてペコペコ音が鳴ったりと、品質的には微妙な製品です。
一方、シェラカップザルは、製造は中国ですが、ダイソーのオリジナル商品です。ダイソーは、様々なオリジナル商品を自ら企画・販売していますが、アウトドアグッズも例外ではありません。
去年、話題となったメスティンもダイソーオリジナルで、その確かな品質と500円という安さから爆発的に売れた商品です。
では、詳細を見ていきましょう。
素材はステンレスで、剛性も高いので、指で押しても凹んだりしません。ザルは、作りの悪い製品だと、フニャフニャですぐに曲がってしまうのですが、このシェラカップザルはしっかりしています。
口周りも綺麗に曲げ加工されており、ハンドルの針金がしっかりと巻き込まれています。
ハンドル形状ですが、指を掛けて持ちやすいように、曲げられています。うーん、こういう所にも抜かりはありません。
ダイソー、やるな!
ちなみに、エコー金属のシェラカップも曲げ加工はされていますが、微妙な形状になっています。
スタッキングについてですが、エコー金属のシェラカップに入れてみると、丁度いい感じで収まります。
ちなみに、逆にすると微妙に浮きますが、これは、シェラカップのハンドルが折り曲げて溶接してあるため、その部分が当たってしまうからです。
次に、一般的なシェラカップとスタッキングしてみましょう。
シェラカップは、容量300mlというのが一般的ですが、メーカーによって若干のバラつきがあります。
先ずは、私の愛用しているWILD-1オリジナルシェラカップ。
ザルを下にするとほぼピッタリですが、ザルを上にすると少し浮きます。
次に、SHO’Sのシェラカップに合わせると・・・
上下共に、いい感じで収まります。
この差は、WILD-1は、満水容量が280mlと若干小さいためです。SHO’Sは丁度300mlに合わせられています。
ちなみに、エコー金属のシェラカップは満水容量が290ml弱と、SHO’Sのシェラカップより僅かに小さいです。
以上、詳細にレビューしてみましたが、ダイソーのシェラカップザルは、やっぱり出来が良いです。きっちりとシェラカップにスタックできる精度といい、ハンドルの指を掛ける曲げ加工など、玄人はだしと言っても過言ではありません。これが、100円で買えるのですから、驚くべきことです。
ダイソーは、これまでも色々とコスパの良い商品を販売してきましたが、今回のシェラカップザルは、アウトドアメーカーの10分の1の値段ですから、正に価格破壊です(ヤバいよ鹿番長!)。
さて、ここまで来ると、ダイソーオリジナルのシェラカップを是非とも希望したいですねー。