ソロキャンプ向けコスパ最強?Amazonで買える厳選焚火台12選

2021年4月17日

topics ソロキャンプ 焚火

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去年からのソロキャンプブームで、焚火台もソロ向けの商品が増えました。

様々な商品が増えることは有難いのですが、一方でパクリとも思えるような商品がAmazonを中心に大量に出回るという困った事態にもなっています。Amazonのマーケットプレイスは、WEB上で業者登録さえすれば、世界中どこに会社があろうと物を売ることができます。そのため、2流3流のパクリ商品や、海賊版が出回る温床となっており、場合によっては正規メーカーとの間で深刻な問題を引き起こしています。有名なのがNIKEで、あまりに海賊版が横行したため、Amazonでの販売を中止してしまったほどです。



焚火台は、工業製品としては、加工が比較的簡単で、構造も単純なため、有名メーカーの製品でもパクりやすいのです。また、構造が単純な分、加工精度の問題が起こりにくいことも、こうした製品が横行する原因になっています。

裏を返せば、パクリ製品でもそこそこ使えてしまうということで、ユーザーにとっては、それなりの製品が安く手に入るということになります。

ということで、早速Amazonで販売されている焚火台を見てみたいと思います。正規メーカーのソロキャンプ向け焚火台については以前にまとめてあるので、是非そちらも参考にしてください。


ソロキャンプ向け最強焚火台12選



Amazonで販売されているソロキャンプ向け焚火台12選

TokyoCamp 焚火台 

TokyoCampは、今回紹介する中で唯一日本の会社です(まあ製造は中国でしょうが)。

今やソロキャンYouTuberとなったヒロシさんが使っていることで有名となった、スイスSTC社の「ピコグリル」が元ネタです。ピコグリルは大人気で、常に品薄状態となっているため、この手の類似品に手を出してしまう人が続出するのもある意味仕方が無い面もあります。



Takelablaze 焚火台

ピコグリルベースではありますが、フレームを全てステンレス鋼板で作ってあります。見た目的にはより武骨に仕上がっているので、ソロ向けにはいいかもしれませんが・・・。



kabuki 焚き火台

一見ピコグリルのパクリに見えますが、大きさが53x41x28.5㎝と大型のため、別の商品です。構造的には、ピコグリルとパーゴワークスのニンジャファイアスタンドを足して2で割ったような感じです。ブランド名がkabuki(カブキ)という謎な名前ですが、Kaliliという中国の会社です(笑)。



YOLER 折りたたみコンロ バーベキュー

一見、SHO’SのB6君をパクったような製品ですが、脚の折り畳み機構などB6君のような複雑な構造はパクれなかったようで、より簡便な形状になっています。

YOLERのカタカナ表記が、「ヨーラー」「ユーラー」などとバラバラなところも含め、典型的な中国製品です(笑)。



Rmete 焚火台

Amazon限定ブランドを名乗る、謎な中華ブランドです(笑)。B6サイズとB5サイズの2種類を展開しています。上記YOLER製も含めて、B6君の劣化版というより、キャプテンスタッグのパクリと言った方が良さそうです。





DPAEX バーベキューコンロ 焚き火台

これもB6君系ではありますが、サイズ感や折りたたみ方など、かなりの工夫がみられます。元ネタはむしろバンドックの「ボックスストーブ」なのでしょうが、最早この辺になってくると、どちらがパクリなのか分からないのが実情です(笑)。



CAMPING MOON バーベキューコンロ・焚火台

私もガス器具類で色々お世話になっているCAMPING MOON(キャンピングムーン)です。OD缶の延長ポールでは、ネジのサイズが合わなくて返品したこともありますが、焚火台なら多分大丈夫でしょう(苦笑)。

元ネタは、誰が見てもLOGOSの「the ピラミッドTAKIBI」です。網の高さが3段階に調整可能になっているなど、若干の改良が見て取れます。



YOLER/Rmete 焚き火台 ファイアスタンド コンパクト

こちらは、ユニフレームのファイアスタンドを丸パクリした製品。一応、脚は3分割してよりコンパクトに畳めるようになっています(オリジナルは分割無し)。ただ、コンパクトにするためにはステンレス網も折りたたむことになるので、耐久性の面ではどうかなーと思う製品でもあります。

YOLERとRmeteの2社で2,000円前後で価格競争をしているので、安い方を買うのがベター。




Rmete 焚き火台 BBQグリル

今回3個目となるRmeteの焚火台。火床がステンレス網で、周囲をステンレス版で囲うという、多少のオリジナル性がある製品です。ステンレス網タイプの焚火台は、比較的フラットでオープンなタイプが多く、風が吹くと灰が飛び散るという欠点がありますが、これは比較的風にも強そうです。



COWEKAI 折りたたみ焚火台

元ネタは、UCOの「フラットパックポータブル グリル&ファイヤーピット」ですが、サイズや重量も元ネタに近く、それなりにしっかりした造りになっています。あまりにも忠実にパクりすぎたようで、値段まで元ネタとあまり変わらないという、存在意義の薄い商品です(笑)。



SWAG GEAR 焚き火台

モノラルの「ワイヤーフレーム」あたりをパクろうとしてパクり切れなかった製品。垢ぬけていない所がパクリ製品たる所以ですが、軽量コンパクトという点では、元ネタに近づいています(苦笑)。



Signstek ウッドストーブ 

SOLO STOVEのパクリ製品も多々あるのですが、こちらはその中でもマシな部類です。一応分解できる構造になっているため、本家よりコンパクトに収納可能です。但し、分解できるということは耐久性は下がるということですので、その辺は覚悟して使う必要があります。



以上、Amazonに見るパクリ商品たちでしたが、いかがでしたでしょうか。

それにしても、中華製品の目まぐるしさはすごいです。次から次へと怪しいブランド名の会社が出てきては、似たようなパクリ製品を販売しています。しかも、パクった商品を更にパクる会社もあり、いったいどこの製品をパクっているのかすら判然としなくなっています。

まあ、パクリは中国メーカーに始まった訳ではなく、大手メーカーでも、ロ〇スや鹿番長などは、色々と他社製品からインスパイアという名のパクりを行っています。それに、大手メーカーの製品も、製造は中国ですから、あとは品質管理ぐらいしか違いが無いというのも事実です。


今回挙げた商品は、パクリ製品の中でもマシな物を選んでいます。中には、見るからにダメなやつや、丸パクリにも程があるものもありますので、購入するに当たってはそれなりに製品を見極める必要があります。


Amazonで買うに当たって、一つだけ気を付けておくと良いのが、発送がAmazonかどうかです。Amazonが発送になっていれば、万が一トラブルがあってもAmazon側で対応してくれますので、返品等も含めて安全です。

中華メーカーが中国から直接発送してくる場合、時間もかかりますし、万が一の対応にも不安がありますので、いくら安くても避けた方が良いです。



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