最近は天候が良いので、薪割りもはかどります。
今回割ったのは4玉。
本当は、6玉割る予定だったのですが、想定外のことが起こってしまい、テレワークのお昼休み時間内に割ることができませんでした(苦笑)。
いつも通り、玉切りを薪割台にセット。
直径20cmほどですから、愛斧ヘルコ・ヘリテイジ嬢であれば、1発でも割れる大きさです。
パッカーン・・・
ようやく玉切りにヒビが入りました。
10発近く打ち込んで、ようやく割れました。20cm程度の玉切りにしては、手こずりました。
予想より、ずいぶん割り難かったので、念のため含水率を調べたところ、30%前後はありました。玉切りを購入してから1ヶ月ほど経過したので、乾燥して固くなったかと思ったのですが、どうやらたまたま割り難かっただけのようです(苦笑)。
気を取りなおして、次の玉切りへ。
パッカーン~♪
1発です。こちらは25cmオーバーの玉切りですが、難なく割れました。樹種も同じクヌギなんですけどね。
こちらは、半切状態のナラの玉切り。
パッカーン~♪♪
半切とは言え、大型の玉切りですから、手こずることを予想しましたが、杞憂でした。
広葉樹とは言え、キレイな正目ですから、素直に割れてくれます。
気分が乗ってきたので、一気に割ろうと思った矢先のこと。
玉切りに刺さった斧が抜けなくなってしまいました。
大抵は、玉切りを横に寝かせて足で押さえながら、斧の柄を押せば抜けるのですが、食い込みが良すぎたのか、ウンともスンとも動きません。
「ヘル子ォ!!!」
斧が抜けなくては、薪割りどころではありませんし、このままでは埒があきません。
そこで、救助隊を出すことに。
ということで、楔と新調したハンマーを用意。
楔は、以前ウバメガシを割った時にも使った物。
ハンマーは、その時の反省から新調した、2.7kgの長柄両口ハンマー。
この楔を打ち込んで、斧を救出します。
待ってろよ、ヘル子!!
斧の刺さった玉切りのサイド側に楔を打ち込んでいきます。
無事、愛斧を救出!
ですが・・・
今度は楔が抜けません。
2重遭難!?
いえいえ・・・
楔はもう1つあるので、これを斧の刺さっていた割れ目に打ち込んでいきます。
ここまで来たら、楔で割った方がラクなので、そのまま楔で割っていきます。
楔を使った薪割りは、2本の楔を両端に打ち込んで割っていくのが基本ですから、遭難防止のためにも2本1組で買いましょう(笑)。
2本の楔を交互に打ち込んでいけば、簡単に割れます。
続いて、小割にするのも楔を使っていきます。
楔を使った薪割りは、斧に比べて時間がかかりますが、より安全に割れますし、力も少なくて済みます。
さて、思わぬトラブルで予定より少なく終わりましたが、だいぶ玉切りが減ってきました。
このペースだと、GWまでには全部割れそうです。