薪割りの前に先ずは斧を研ぐ

2021年3月22日

薪ストーブ 焚火

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先日、300kgの玉切りを購入しましたので、割って薪にしていきます。玉切りを放置しておいても乾燥しにくいですし、一方で乾燥した玉切りは硬く締まって割り難くなるので、早めに割ってしまう必要があります。



で、玉切りを割るためには斧が必要な訳ですが、愛斧「ヘリテイジ スプリッティングアックス」は、1年以上使っていませんでしたから、少し錆も浮いているので研ぐ必要があります。



斧を研ぐのには、ディスクストーンを使うのが定石ですが、普通の砥石でも研げます。

私は、包丁などを研ぐ安い合成砥石を使っています。この砥石は、中砥と仕上砥が張り合わされていますが、中砥だけで充分なエッジができます。



斧の研ぎ方ですが、包丁と違って、写真のように砥石の方を手に持って研ぎます。

斧のエッジは、かなりのコンベックスになっているため、コンベックスのアールを意識しながら研ぎます。



エッジのアールに均等に砥石が当たるように、ストローク中に角度を変えながら研いでいきます。

ブレード形状も扇状になっていますから、砥石も扇状に沿って研いでいきます。



細かく見ると、少し研ぎムラというか段差ができてしまっていますが、こんなもんで十分です。薪割斧(スプリッティングアックス)は、斧頭の重量と遠心力で割るので、ナイフのようにピンピンにエッジを立てなくても充分威力を発揮します。

勿論、エッジが潰れて丸くなった状態では、刺さりが悪いのである程度のエッジは必要ですが、ナイフのように引き切りするのではなく、ブレードを薪に食い込ませてクサビ効果で割るので、切れ味は重要ではありません。


さて、斧も研ぎ上がったので、玉切りを割っていきます。



薪割台に玉切りを置いて、ヘリテイジ嬢を振り上げ、一撃!



最初からパッカーンとはいきません(苦笑)。



でも、ブレードがしっかり食い込んでいます。実は、固い玉切りは、ブレードが刺さらず、跳ね返されて刺さりません。そういう玉切りは、割るのにとても苦労します。


ヘリテイジ嬢を抜いて、2振り目。



微妙に外しました(笑)。

久しぶりなので、慣れるまで練習が必要そうです(^-^;


3振り目は、最初の所に食い込み、かなり割れてきました。



4振り目!



パッカーン~


やっぱり、薪割りはキモチー!!

最高のストレス解消です!


半分に割れれば、あとは楽勝です。




難なく、玉切り1個の薪割りを終了。



含水率を計ると、28~30%程あります。これが15%以下になれば、薪として使えるようになります。



その後、もう1個割って本日の薪割りは終了。

実は、コロナ禍でテレワーク中のため、昼休みの時間を利用して、運動不足解消も兼ねて、日課で薪割りをやることにしました。



暫くは、運動不足とストレス解消のため、薪割りの日々が続きます(笑)



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