DIYで超カンタンなローテーブルを作る

2021年1月8日

DIY

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先日に続き、DIYネタが続きます。 

今回は、ローテーブルです。



私も、ローテーブルは、バタフライテーブルやウッドロールテーブルなど複数持っているのですが、お座敷スタイルで使うには高さが若干高く、特に鍋料理などを食べるには不便でした。

お座敷スタイルでつかうなら、やっぱりこたつなどに近い高さが使いやすいので、35cm程度の物がターゲットになります。ところが、殆どのローテーブルが45cm前後のため、10cmほど高くなります。

そこで、無いのなら作ってしまえと言うことで、DIYすることにしました(笑)。


【材料】
合板:910×250×15mm 2枚
角材1:30×40×910mm 4本
角材2:19×40×910mm 2本



合板は、アカシアウッド、角材は面取り済みのホワイトウッドです。


【作り方】

構造的には、天板2枚を、ロの字型の脚フレームで挟んで固定するタイプです。

先ずは、天板となる合板の面取りと簡単なヤスリ掛けを行います。800番程度の紙やすりで軽く角を落とし、全体も軽く削ります。全体を削るのは塗料のノリを良くするためですので、化粧合板を使う場合は不要です。


写真上が面取り後、下が面取り前。


これで天板の処理は終了。


次に、フレーム作成です。

高さ方向は360mm、幅は250mmの天板2枚を並べるので若干余裕をもって540mmとしました。



そのため、角材を以下のサイズに切り分けます。


角材1:30×40×910mm → 360mmと540mmの長さに切り分け、4本づつ作成 

角材2:19×40×910mm → 540mmに切り、2本作製


制作途中の写真を撮り忘れたので、完成写真になりますが、360mmの角材が縦方向のフレームとなり、これに540mmの横方向のフレームをネジ留めしています。



天板の上側を押さえるためのフレームは、厚さ19mmの角材2を使い、より力のかかる天板下側と脚下のフレームは、強度を考慮して縦方向のフレームと同じ厚さ30mmの角材1を使っています。

横フレームは、長さ45mmの木ネジ2本づつで留めています。そのままねじ込むと木材が割れてしまうので、木ネジで留める前に、ドリルで下穴を空けておくのがコツです。


上側2本のフレームの間に天板を差し込んで、テーブルとして使う構造になっています。



組み立てると、こんな感じです。



フレームで天板をしっかり挟み込む構造ですので、見た目以上に安定しており、強度もそれなりにあります。

組み立ても、天板をフレームに差し込むだけですので、子供でも簡単に組み立てることができます。


本当は、ホームセンターで販売しているスチール製の折り畳み脚を使っても良かったのですが、脚分が出っ張ってしまうので収納性を考えて、天板は完全な板状態にしたかったので、板と脚を分ける構造にしてあります。



欠点は、ロの字型の脚フレームがどうしても嵩張るという点ですが、私は、フレームを重ねた中に、ブランケットなどの柔らかい物を詰め込んでスペースを無駄にしないように、積載時に工夫しています。


塗装は、天板は水性塗料+クリアニス、フレームは油性塗料で仕上げています。無垢材の状態でも良かったのですが、やはりテーブルですので、食べこぼしなどが全てシミになってしまうので、ニスで撥水保護しています。この辺は、色も含めて自由に仕上げることができるのも、DIYの良い所です。


ローテーブルのDIYは、ネットでも調べると沢山出てくるので、色々と自分に合った物を作る楽しみがあります。

今回私が作成したローテーブルは、フレームとなる木材を切ってネジ留めするだけですので、製作時間も塗装時間を除けば1時間程度と、超カンタンですので、DIYの入門としていかがでしょうか?!



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