キャンプと言えば、バーべキュー(BBQ)!!
BBQの延長でキャンプを始めたという方も多いと思います。
かく言う私も、そうでした。
BBQしたらビールが飲みたい → キャンプで一泊すれば飲み放題!?
とは言えBBQは、焦げ付いた網を洗ったり、油だらけのコンロの片づけなど、結構面倒くさいのも事実。そんな時には、ジンギスカンはいかがでしょうか?
ジンギスカンは、ラムやマトンといった羊肉を、タレに漬けて焼く料理で、特に北海道でポピュラーな料理です。甘塩っぱいタレに漬かった羊肉は、臭みも抑えられていて、ビールとご飯が進む絶妙の一品です。
私も、初めて北海道へキャンプに行った時、現地で買ったジンギスカン用肉がとても美味で、一気に虜になってしまいました。
ジンギスカンと言えば、ジンギスカン鍋が無いと始まりません。その鍋ですが、私は、使い捨てジンギスカン鍋(ジンギスカンプレート)を使っています。
鋳鉄製の本格的な鍋も売っていますが、ジンギスカンはタレに漬かった肉を焼くので、かなり焦げ付きます。さらに、油でギトギトになるので、鍋を洗うとなると結構大変です。でも、この使い捨て鍋であれば、焦げ付いた鍋を洗う必要が無く、手軽にジンギスカンを楽しむことができます。
これ、北海道出身の友人に教えてもらいました(^o^)
使い捨てジンギスカン鍋は、以前は北海道でしか売っていませんでしたが、最近は関東圏でもカインズなどで見かけるようになりました。今年(2021年)からは、島忠でも販売するようになったので、更に入手も容易になってきています。
使い捨てジンギスカン鍋は、中央が盛り上がっており、溝が入っています。
そのため、肉を中央で焼くと、余分な脂やタレが下に流れていくので美味しく焼きあがります。
一方、周りに野菜を置くことで、その油やタレで野菜に味が付きます。こうして、余すとこなく、美味しく食べられるのがジンギスカン鍋の特徴です。
ジンギスカンは、羊肉ですので、独特の香りがあります。ラムは生後1年未満の子羊ですので、香りが少なく、肉質も柔らかいので、羊肉が苦手な方にもおすすめです。
マトンは、生後2年以上の成羊の肉ですから、ラムよりも香りが強いですが、その分、旨味もあり、食べ応えがあります。
スーパーで売っていたラム。好き嫌いが分かれるため、よく値引きで売られているのが有難い。 |
最近は、スーパーでもラムやマトンを売っていますが、焼肉感覚で焼くと、やはり香りが強く、慣れていないと食べにくく感じると思います。そこで、おすすめなのが、味付きのジンギスカン用肉です。
特に、私が気に入っているのが、「松尾ジンギスカン」です。生姜の効いた松尾オリジナルのタレに漬け込まれているため、マトンでも美味しく食べられます。
余談ですが、松尾ジンギスカンには歌があります。一度聴くと、「マツマツマツオのジンギスカン」というサビが頭の中をグルグル回る危険な歌です(笑)。
https://www.youtube.com/watch?v=-UxT12csHZ8&feature=emb_err_woyt
作曲は、「と~れとれ、ぴ~ちぴち、カニ料理~」で有名なキダタロー。
大阪人の私が、北海道でこれと出会ったのは、運命だったのかもしれません(笑)。
さて、キャンプでのジンギスカンは、バーナーを使います。炭火でも良いのですが、バーナーの方が火力のコントロールがしやすいので、焦げ付き難いです。
使い捨てのジンギスカン鍋は、カセットコンロにサイズが合わせてあるので、バーナーを使う時は、クッカースタンドを利用した方が安定します。私は、ユニフレームのクッカースタンドを使っています。
では、早速焼いていきます。
先ずは、ラムから。
松尾に限らず、北海道で販売されている味付きジンギスカン用肉は、タレが多く入っているので、パッケージを開けてボウルなどに出した方が、食べやすいです。味が付いていない、ラムやマトンを買った場合は、一緒にボウルに入れてタレと馴染ませます。
野菜は、キャベツ、ピーマン、もやし、玉ねぎが定番で、あとはニンジンやカボチャをお好みで。野菜は火が通るのに時間がかかるので、肉の周りに置いてじっくり焼いていきます。
多めの野菜を鍋に乗せ、その上からタレをかけて蒸し焼き気味に焼いていくと、味が染みてより美味しくなります。
食べ進んでいけば、味変にマトンを投入。
最後はこうなりますので、洗う手間が省ける使い捨て鍋は重宝します。
いかがでしょうか?
あと片付けも、鍋を捨てるだけと簡単ですので、BBQより楽ちんです。
どうしても羊肉の匂いがダメな人は、豚肉や鶏肉を使うのもアリです。その時は、ジンギスカンのたれを使うと、それっぽく仕上がりますのでお試しあれ!