私のキャンプ用EDCセットをご紹介

2020年8月14日

キャンプtips

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EDCとはEveryday Carry(エブリデイキャリー)の略で、「日々持ち歩く携帯品」のことです。日常的に使用する物から、万が一に備えたエマージェンシーキットまで、様々な物があります。当然、毎日の生活の中で持ち歩く訳ですから、何でもかんでも持ち歩く訳にはいかず、軽さとコンパクト性が重要になってきます。
EDCする物は、人によって千差万別です。自分が日々の生活の中で必要な物、便利だと思う物は自ずと異なりますので、これが正解というような組み合わせはありません。

さて、ではキャンプでのEDCには、何があるでしょうか。これも人それぞれですが、やっぱりアウトドアで役に立つ物ということになります。

今回は、私のキャンプでのEDCセットをご紹介させていただきます。

私のEDCポーチ

季節によっても中身は微妙に異なるのですが、ほぼ通年で必要な物をポーチに入れています。

写真右のポーチは、メインのEDCポーチ、左は、マイ肉焼きセットが入っています。

メインのEDCポーチは、WORKERS LABEL(ワーカーズレーベル)というホームセンターなどでも売っているポーチです。私は島忠で購入しました。この手の工事業者向けポーチは、ものすごいバリエーションがあるため、その中から自分に合った物を選べるのが良いです。値段も安価なため、いくつか買って試すこともできます。私も、普段の会社使いや、家庭用など、複数を使い分けています。

キャンプ用EDCに使っているWORKERS LABELのRF-103は、ベルトに着けるタイプのポーチです。ベルトループが付いていますが、車の運転をしている時は邪魔になるので、着脱を容易にするために、roc'teryxのカラビナをベルト側に通しておいて、それをポーチのベルトループに着脱して使っています。

バークリバー ブラボー1.5などの大型ナイフを使う時は、西部劇のガンマンみたいに(笑)ナイフ用ベルトを別途装着するので、その時は一緒にEDCポーチを着けます。

では、EDCポーチの中身を紹介していきます。

先ず、外側のポケットには、笛とSTILVOLLE TOOLSのサバイバルカードが入っています。笛は、TOPSのナイフに付いてきた物です。見た目以上に大きな音が鳴るので、実用性は充分です。

サバイバルカードは、全部で12種類の機能がこの1枚に入っています。

釣り針大、釣り針小、矢尻A、矢尻B、罠用ロック大、罠用ロック小、千枚通し、縫い針、ノコギリ大、ノコギリ小、ピンセット、トライデント

釣り針とかも付いているので、本気のサバイバルもできなくは無いかもしれませんが、テグスはEDCしてませんので、実は殆ど使い道がありません。あくまで気分です!
STILVOLLE TOOLS社は、変なサバイバル用品を出している会社で、他にも、AXE9という斧がメインのマルチツールナイフを出していたりしますので、興味のある方は調べてみてください(笑)

サイドのDリングには、ファイヤースチールを吊るしています。正直、気分を出すのには良いのですが、ぶらぶら当たって鬱陶しいので、取り外してしまうことが多いです(苦笑)。

ポーチ裏には、ペンホルダーが付いているのですが、ここに丁度、レザーマンのスケルツールCXが入ります。

スケルツールCXは、プライヤーをベースに、ナイフ、プラス・マイナスドライバー、カラビナ兼栓抜きを搭載した、ミニマルなマルチツールです。

ナイフは、鋼材に154CMを使った本格的な物で、ブレード長66mm(実質58mm)、ブレード厚3mm弱と、マルチツールのナイフとしてはかなりヘビーデューティーに仕上げられています。


フラップを上げると、ポケットがありますので、iPhone11を入れています。

さて、肝心の中身ですが、ガストーチからマグライトまで様々な物を入れています。

全部広げると、下記の通りです。


【EDCアイテム】

笛、サバイバルカード、絆創膏、アルコール脱脂綿、コンパクトタオル、ファイヤースチール、スライドガストーチ、マグライト、ポイズンリムーバー、ワイヤー、ダクトテープ、マルチツール(スケルツールCX)、麻紐

絆創膏やアルコールについては、別途オリジナルの救急キットを持っていますが、咄嗟の時に必要な最低限を携行しています。
コンパクトタオルは水に濡らすと戻るタイプで、あると便利なアイテムです。
ポイズンリムーバーは、蜂などに刺された時の対策として必需品です。幸い今まで蜂に刺されてこれを使ったことはありませんが、ブヨにやられた時はよく使っています。ブヨに噛まれると、たいてい血が出ているので分かりやすいと思いますが、そんな時はポイズンリムーバーで30秒ぐらい吸い出します。その後、出血状況を見ながら2〜3回吸い出し、アルコール脱脂綿で患部を拭き、絆創膏を貼ります。こうしておけば、後で痒い思いをしなくて済みます。
ワイヤーとダクトテープは、個人的にはマストアイテムです。テントのフレームが折れたり、穴がいたりした時の応急修理には欠かせないだけでなく、木を縛ってトライポッドを作るなど、ブッシュクラフト的な使い方もできます。これと、プライヤー付きマルチツールのスケルツールCXがあれば、修理からクラフトまで、幅広く対応できます。ちなみに、ダクトテープは、そのままでは嵩張ってEDCできないので、段ボールを芯にして巻き直してあります。
麻紐は、単に紐として使うより、むしろファイヤースチールを使う時の火口(ほくち)として使っています。

このEDCポーチ全体で、重量700gと、腰からぶら下げるにはぎりぎりの重さです。以前は、これにクライミング用カラビナ2本と10m相当のパラコードなども入れていたのですが、1kgオーバーと腰に下げるのには重すぎて、ポーチも更に大きなものになるためEDCするには邪魔となり、現在の形に落ち着きました。

マイ肉焼きセット

ちょっと大袈裟なことを言っていますが、ベースは、BE-PALの付録です。2019年4月号の笑’s・ミニ焚き火台と、同11月号の笑’s・肉厚鉄板miniです。この2つは、大変な人気となったため、BE-PALアウトドアキットBOX「はじめての焚き火入門」として、1,800円(税別)で再販されました。再販後もあまりの人気で、更に重版がかかるという、今の出版不況においては異例中の異例でしたので、入手された方も多いと思います。
BE-PALの付録に、固形燃料アルコール、もんじゃ用へら、ステンレス箸(いずれもダイソー)、チタンフォーク・スプーン(ユニフレーム)をセットにして巾着ポーチに入れています。

ユニフレームのチタンフォークとスプーンは、この手の中折れ式のタイプとしてはしっかりした造りで、広げてた時にストッパーをかけておけば、がたつきもなく使いやすいです。

また、別売のカラカトケースは、コンパクトにこの2本が収納可能なだけでなく、フォークの先がスプーンに当たって傷つくのを防ぐために、ケース中央にベロが付いているのが秀逸です。

この、マイ肉焼きセットは、ジャケットのポケットに入れておき、一杯飲みたくなった時は、これをおもむろに取り出して、スパムやベーコンの缶詰を焼きます。

以上、私のEDCセットのご紹介でした。

キャンプでのEDCは、必需品から自分の拘りの逸品まで、様々な物を組み合わせる楽しみがあります。
皆さんも、無数の組み合わせの中から、自分に合った理想の組み合わせを探してみてください。


【本日ご紹介したアイテム】
















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