見事にひび割れが入っています。
別に、振り回したり落としたりはしていませんでしたが、かなり大きめのひびが入っています。
しかも、1か所ではなく、いくつもひびが入っており、数えてみると全部で7箇所ありました。
分解して裏側から確認すると、がっつり割れているのが確認できます。
特にHK500のネームプレート部分が激しく割れています。
使用中は、マントルからの輻射熱で全体が熱くなりますが、トップに比べれば下の方のフレーム部分は、持てなくなるぐらいまで熱くはなりませんので、熱による劣化は考えにくいのですが・・・。
買ってから3年ほどで、100回以上使っていると思いますが、ジェネレーターより先にこんな所がやられるとは思いませんでした(苦笑)。
HK500は、ジェネレーターやホヤなど、様々なスペアパーツが流通しているのですが、流石に本体部品にあたるサポートフレームは販売されていませんでした。HK500の日本販売代理店のスター商事のWEBサイトには、HK500用のタンクまで売っているのに、なぜかサポートフレームだけありません。
ヘッドやインナーチムニーは熱で痛むでしょうし、タンクは加圧しすぎて壊れることもありますからスペアは必要ですが、サポートフレームが割れることはどうやら想定されていないようです(苦笑)。
HK500は、レトロでとても明るいランタンですが、現在は製造が中国になっていることもあり、品質は良くありません。私のブラス(真鍮)モデルも、色は真鍮っぽい色ですが、厳密な意味での真鍮かどうかはかなり怪しいです。
サポートフレームは、上部の直径が広く、下部を狭く絞るようなデザインですので、加工性を上げるために、鉛などを添加している可能性があります。鉛が含まれていると、熱に弱くなるため、今回のようなひび割れにつながったのではと考えています。
ひび割れは、完全に割れてしまっているわけではないので、今のところ使用するには問題なさそうです。これ以上縦にひび割れが広がると危険ですが、とりあえずは様子を見ながら使っていきます。
それにしても、ホント、手のかかるやつです(苦笑)。