GWが始まりましたが皆さんいかがお過ごしでしょうか?
いかがお過ごしと言われても、外出自粛で何もできないよ!!
と言う声が聞こえてきそうですが、私もそんな一人です。
4/16に緊急事態宣言が全国に拡大されて以来、キャンプ場も各地で休業が相次いでいます。ふもとっぱらキャンプ場がいち早く休業した時(詳しくはこちら)、これが拡大しなければよいがと内心思っていたのですが、悪い予想は的中するものです。4/16以降も、しばらくは開いていたキャンプ場も、今週に入ってからは次々に休業となり、私の調べた限りでは開いているキャンプ場はありませんでした。
え?開いてたら行こうと思っただろ?・・・いえいえ・・・・まあ、その・・・(ごにょごにょ)。
さて、こうなったら、もう自宅でキャンプするしかありません!!
ネット上では、既に、家でキャンプ気分を楽しんでいる方の様子も上がって来ていますが、私も色々と楽しんで(?)います。
家の中にタープを張ろう!
バカなの?とか言われそうですが、キャンプと言えば焚火、焚火と言えばタープということで、とにかく家の中にタープを張りました!!
使ったのは、テンマクデザインの焚き火タープコットンソロレクタ。
うちのリビングは、10畳程度でそれほど広くなく、短辺約3.5mしかないのですが、ギリギリ張ることができます(実は以前から何度かやったことがあります^_^)。
これを、スノーピークのウィングポールの240と280を組み合わせて高さ調整します。240が1本60cm、280が1本70cmと10cm違うので、2本を組み合わせて使う場合、120cm・130cm・140cmの3パターンが作れます。
さて、問題はペグダウンですが、いくら私がキャンプ好きでも、リビングにソリッドステークを叩きこむほどキャンプバカではありません(笑)。
私が利用するのは、水のペットボトル箱です。2Lのペットボトル6本で12kgありますので、箱にガイロープをくくり付ければ立派にペグダウンすることができます。私は、災害対策として、常時4箱備蓄しているので、こういう時に(?)役に立ちます(笑)。
注意点としては、ペットボトルの箱を直接フローリングの上に置くと滑ってしまうので、滑り止めシートを挟むのがポイントです。
実は、これまで、家具に括り付けたり色々工夫してみたのですが、重量のあるダイニングテーブルなどでも意外と動いたりするので、水のペットボトル箱が位置調整もしやすくて一番使いやすいことに気が付きました。
翌朝の写真なので散らかってます(苦笑) |
あとは、この中にインフレーターマットを敷いて、シュラフで寝ればキャンプ気分間違いナシ!
リビングには、120インチのプロジェクタースクリーンが据え付けてありますので、ここで某キャンプアニメを流せば、更にキャンプ気分に浸ることができます(^-^;)。
あとは、いつもキャンプ場で楽しんでいることをやる
テントやタープが家の中に張れれば、あとはいつもキャンプ場でやっている通り、ご飯を食べたり、一杯飲んだりして楽しみます。キャンプ飯は我が家定番のトマト鍋。 締めのチーズリゾットがタマラナイ。 |
私は、普段からキャンプチェアやテーブルをリビングで使っているので、家の中にタープを張れば、もちろんキャンプギアを並べて楽しみます。
娘も、キャンプ気分を味わいながら、「このキャンプ場、トイレが近くていいわ。裸足で行けるし。」などと気楽なことを言っていました(苦笑)。
さて、キャンプ≒飲みというぐらい、私にとっては重要なアルコール類。
今回は、ウィスキーをハイボールで楽しみます。
写真の瓶は「山崎の水」ですが、中身は角瓶です。本当は「山崎」が欲しいのですが、数年ほど品薄状態が続いていて、私も入手できていません。サントリーの「山崎」や「白秋」に限らず、ニッカも含めて、全体的にシングルモルトは入手困難です。原因は、世界的なウィスキー人気にあり、日本でも最近のハイボールブームと相まって原酒不足が続いています。ウィスキーの中でも、特にシングルモルトと言われるものは、最低でも樽熟成に8~10年かかるため、急に需要が増えたからと言って、簡単に増産できないのです。「山崎」も製造元のサントリーが増産中ですので、あと1~2年すれば普通に出回るようになるでしょう。
つまみは、やっぱり缶詰!
キャンプで缶詰と言えば、スパム!
ここは、缶の上でナイフで切って、焼いていきます。ナイフは、愛用のファルクニーベンF1。
ブラックペッパーをひとふりすれば、スパムソテーの完成です。
お腹が減ったら、山クッカーでそばを茹でて食べます。ゆであがった所を水で絞めずに、そのまま釜揚げで頂きます。意外とそばの香りが楽しめて美味しいですので、(本当の)キャンプでもおススメです。
余談ですが、大阪の堺市には、「ちく満 (ちくま) 」という、せいろで蒸したお蕎麦で有名なお店があります。せいろも1枚2枚ではなく、1斤2斤と勘定する独特のお店です。蒸し蕎麦ですのでコシは無いのですが、蕎麦の香りが鼻に良く通り、柔らかい食感と相まって、独特の味が楽しめます。もちろん、釜揚げで食べるのでは、蒸しとはまた違った味ですが、コシの無いお蕎麦も美味しいものですので、だまされたと思って一度お試しください。
キャンプと言えば焚火です。
キャンプと言えば、やっぱり焚火を欠かすわけにはいきません。私は、常時薪を備蓄していますので、こんな時にも役に立ちます。キャンプ用に備蓄している我が家の薪 |
流石に、家の中で焚火をする訳にはいきませんので、薪を並べて雰囲気だけ楽しみます。ハチェットやナイフを薪割台に刺して、雰囲気を出しています。
写真の葉っぱは、コナラやシイなどの広葉樹の小枝です。キャンプ場などで落ちているのを拾ってきて、自分で乾燥させました。これ、良い焚き付けになるんですよね~。
折角なので、多少なりとも気分を出すために、コールマンのルミエールランタンを点けます。
ある意味、家キャンでこそ真価を発揮するルミエールランタン(笑) |
エア焚火でも、これでだいぶ気分が違うので不思議なもんです(笑)。
さて、私が焚き火タープコットンソロレクタを使う理由が、サイズ以外にもう1つあります。実は、この下で毎回ガンガンに焚火をしているので、焚火臭が染みついているため、このタープを広げるだけで焚火をした気分になれるからです!!
テントやタープの中で遊ぼう
家の中にテントやタープを建てたら、寝るだけでは勿体ないです。いつものキャンプ場でやっているように遊びましょう。
私の娘も、ずっと家にいるのでストレスが溜まって、毎日のように嫁とケンカばかりしています(苦笑)。そんな時でも、我が家はタープの下で、トランプやUNOをするだけで超盛り上がります(単純なだけ?!)。
お子さんのいる方なら、皆さんそうだと思いますが、こんな時こそ、非日常を少しでも楽しみましょう。
もしも、このブログをお読みで、テントやタープを持っていない、または室内に建てられる小型の物が無い方がいらっしゃったら、シーツと物干しざおでも簡単に作れるので挑戦してみてください。
椅子を2脚用意し、背もたれに物干し竿をくくり付けます。その上にシーツをかぶせるだけです。シーツは洗濯ばさみなどで留めておくと、ずれなくて快適です。裾は、テント状に三角形になるように、ペットボトルなどで重しをすれば、テントっぽくなりますので、色々と工夫してみてください。
庭にもタープを張る
私は、東京都内在住者ですので、庭と言っても20平方メートルもない小さな庭ですから、テントを建てるには狭すぎます。実際、テントを干すためにテンマクデザインのサーカスなどを建てたことはありますが、完全には建てられず、一部ペグダウンできない箇所が出てきます。まあ、そんな小さな庭ですが、こちらも折角なので、タープを張って雰囲気を楽しみます(笑)。
この下で、ホットサンドを食べるだけでキャンプ感が出るので、我ながら単純だと思います(苦笑)。
あとは、コールマンのイージーリフトチェアとレイチェアを出して、くつろぎます。
見上げると、真っ青な空。
あとは、これで、電線さえ無ければなー
心の美しいキャンパーには電線なんて見えないのだ!と自分に言い聞かせながら、ジントニックを飲むという、もう、昼間っから出来上がりの酔っぱらいキャンパーになり果てている私(苦笑)。
さて、今日もこれから一杯やるかな?!
新型コロナ禍(か)はまだ続く
5/1の専門家会議で、緊急事態宣言の解除が5/6以降に延期されました。これを受けて、早速、再開を6月以降にするキャンプ場が出てきています。
GWというかき入れ時を逃したキャンプ場は、今後経営が危ぶまれる所も出てくると思います。今後は、キャンプ場も休業補償の対象として検討されてしかるべきだと、私は思います。
煮え切らない政府の対応で、私の友人でも、会社が傾いて従業員をクビにせざるを得ない会社が出てきています。ちなみに、ニュースで言われるような飲食業や旅行業とは全く関係ない職種です。それでも、新型コロナ禍はやってきており、政府の行っている持続化給付金の対象外となってしまって、誰にも助けてもらえない状態です。
公共料金を支払うために、借金をしている友人もいます。災害は、弱者に対してより苛酷になるケースが多いですが、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)も、同様です。
助成金・給付金の手続きの煩雑さと対応の遅さがニュースでも取り上げられるようになってきましたが、緊急事態宣言をこれ以上続けるのであれば、休業補償を含めたしっかりとした対策が不可欠です。延長することを正式発表する前に、きちっとした対策を行うことを政府に求めたいです。
この災いがいつまで続くのか分かりませんが、とにかく今は家キャンをしながら待ちましょう。