2018年1月6日のふもとっぱら。最低気温は-8度だった。 |
しかし、「想像以上に寒かった」「マジで死ぬかと思った」「寒くて寝れなかった」などと言う感想も良く聞くようになりました。まあ、冬キャンプは3シーズンとは全く違うキャンプだと知らないと、そういうことになるのも仕方がないかもしれません。
今回は、転ばぬ先の杖ということで、冬キャンプに初めて挑戦する場合のノウハウをまとめました。
まずは、3シーズンの標準的なキャンプ装備に何を足せば良いかという目線で解説していきます。
さらに、冬キャンプや雪中キャンプでおすすめの装備もご紹介します。
最後に、まとめとして、冬キャンプで追加する装備リストを最低気温も含めてチェックシート化しましたので、活用してみてください。
冬キャンプで必要となる装備
冬キャンプと一言で言っても、気温によって装備の内容が変わってきます。最高気温10度未満、最低気温0度以上か、最高も最低も常に氷点下かによって、服装やシュラフ、更にはテントに要求されるスペックも変わってきます。また、どれだけ快適に過ごしたいかという目線でも大きく異なります。極端な話、死ななければ寒くてもOKと言う場合は、サーマレストのZライトソル+モンベルダウンハガー#0だけで、雪中で寝ることも不可能ではありません。でも、そんなことをする変態さん(笑)は本ブログでは対象外なので、それなりに快適にキャンプを過ごせるということを基本に解説します。
テント・タープ
先ずは基本装備のテントとタープです。冬キャンプは、とにかく外気温が常時1桁台以下と考えておくべきです。普段の生活でも、真冬であれば外気温が5度ぐらいになることは、都会でもよくある話ですが、一日中5度の気温の中で過ごすことは先ず無いと思います。寒さは、じわじわ体に効いてくるので、最初は寒くなくても次第に体の芯から冷えてきます。そのため、キャンプとは言え、ずっと外気にさらされているとドンドン体温を奪われますので、時々テントやタープに入って体を暖めるのがベターです。また、深夜になれば、日中より5~10度は気温が下がりますので、テントの寒さ対策は重要です。ツールームテントの王者、ランドロック。 出典:スノーピーク |
さて、ではどんなテントが良いかと言うと、リビングと寝室が一体になった、2ルームやトンネル型テントが一番便利です。この手のタイプのテントは、シェルターと言わゆる外幕の中に、寝室となるインナーテントを張る構造となっています。リビングと寝室がシェルターに覆われるため、風を防ぐだけでなく、幕内で暖房器具を使えば、全体を暖めることが出来ます。殆どの2ルームやトンネル型は、スカートが付いていますが、まれに付いていない物がありますので購入前にはチェックしておきましょう。スカートは隙間風を防止してくれるので、冬場はあるのとないのでは大きく違います。
一方、タープですが、2ルームなどであればまず必要ないと言えます。特にオープンタープは、風や寒さを防ぐことはできませんので、使いどころがありません。雪の降る中、熱燗と焼鳥で雪見酒を楽しみたいのであれば別ですが(笑)。
タープの中でも、スクリーンタープ・シェルターと言われるタイプは、有効です。これは、ドームテントと結合して使うことで、2ルームと同等の使い方が可能となります。これまで、3シーズン対応としてドームテントしか持っていなかった方であれば、スクリーンタープを追加するだけで、2ルーム化できます。
実は、この使い方はかなり理にかなっており、夏はドーム+オープンタープ、冬はドーム+スクリーンタープと使い分けることで、テントとタープを無駄なく活用することが出来ます。私も、ogawaのアイレと、オープンタープやコールマンのスクリーンキャノピージョイントタープを組み合わせて使っています。
「ドームテントは持っているけど、本格的な冬キャンプはちょっと・・・」と思っている方は、スクリーンタープを買い足して、雪の積もらない平地のキャンプ場で冬キャンプデビューしてみてください。
欠点は、テント内に入る時にシューズを脱がなければならない点で、特にスノーカバーを付けてスノーブーツを履いていると、脱いだり履いたりするのが面倒になって、結局テント内で過ごすという本末転倒な状態になったりします(苦笑)。
コットン・ポリコットンのテントがベター
化繊のテントの最大の弱点は、結露です。冬場は、人体から出る水蒸気だけでもかなり結露しますし、更に幕内で食事をしたりすれば、テント内は結露で覆われることになります。一方、コットンやポリコットン(ポリエステルとコットンの混紡)などであれば、テント幕が水分を適度に吸収するため、結露が起こらず快適に過ごすことができます。テント生地が吸収した水分は、適宜外側で蒸発していくため、生地がびしょびしょになることもありません。欠点は、化繊に比べて重く、かさばることです。
2020年のコールマンのConfortMasterシリーズや、ogawaの一部のテントでは、インナーテントにポリコットンを用いたモデルがラインアップされており、年々増加傾向にあります。
更に、今年発売されたogawaのオーナーロッジ ヒュッテレーベンは、天井を除いてサイドウォールもポリコットン化されているので、より結露に強くなっています。
但し、シェルターが化繊であれば結露は免れず、外気温によっては結露が凍り付くこともあります。そうなるとやはり、シェルターも含めてコットン・ポリコットンが有利ではありますが、ノルディスクやクロンダイクのワンポールテントに限られるのが実情です。
テントに関して詳しくは下記も参照ください。
フロアマット
冬場の寒さを防ぐ上で、最も重要なのがインナーテント内(寝室)の寒さ対策です。特に、地面から来る冷気をいかに防ぐかが重要なポイントとなります。通常のようにグランドシートの上にテントを建てただけだと、良いシュラフを使ったとしても寒さは免れません。冷気対策にはとにかく断熱が重要になります。断熱を考える上で最も重要なのが、空気断熱です。空気は熱伝導率がとても低いため、空気の層があると高い断熱効果が得られます。この空気の層を意識することで効率よく断熱することが可能です。私のお勧めは以下の組み合わせです。
上 ラグマットやこたつマット
中 銀マット(15mm程度の極厚の物)
下 プチプチシート
まず、一番下にプチプチシートを敷きます。ここで地面(雪)からの冷気を一次防衛します。敷く時は、プチプチをグランド側にすると、より効果的です。
プチプチシートはかさばりますが、これをテントのフロア部分とマットの間に挟み込むことで、空気の層ができて断熱効果がアップします。大判のプチプチシートは、ホームセンターなどでロール状のものが測り売りされていますので探してみてください。
次に、銀マットを敷き詰めます。銀色の面が片面だけの場合は、銀の面を上にしてください。テント内の熱を反射して、地面方向へ逃げるのを防止します。
一番上には、ある程度の厚みがあって空気を多く含むラグマットを敷きます。特に毛足の長いラグマットは暖かく、そのまま寝そべっても気持ちが良いのでお勧めです。こたつマットなども、それなりに断熱性があるのでお薦めできます。テントの付属やオプションであるテントマットは、あまり断熱性が良く無いので、テントマットを使う場合でも、上から更にラグマットを敷くことをおすすめします。
銀マットは滑りやすいので、マットの裏側に滑り止め加工されているものがベターです。滑り止めシートを敷くと、更に滑りにくくなるのでおすすめです。
これだけ敷き詰めれば、高い断熱効果が得られるので、冷気も殆ど感じません。敷き方ですが、できればテントの雪に接している部分は全て敷き詰めましょう。全体を断熱することで、テント内に冷気が入ってこなくなるだけでなく、グランドの雪が溶けることも防止できます。
ちなみに、寝る時は、この上に更にインフレーターマットなどを敷いてシュラフで寝ます。暖房は石油ストーブを積極的に使おう
よく、テントの中でストーブは使えないと言いますが、これは1酸化炭素中毒と火事のリスクがあるためです。テント内で石油ストーブを使うと、1時間で1.16kW(1,000kcal)あたり約1㎥程度の空気量が必要とされています。特に最近のテントは気密性が高いので、換気をせずに石油ストーブを使い続けると一酸化炭素中毒になる可能性が高いです。今年の2月に、自衛隊員が訓練中にテント内でストーブを使って、一酸化炭素中毒で死亡するという事故が起きていますので、マジでシャレになりません。また、特にポリエステルやナイロンなどの化繊は燃えやすいため、一度火が点くと一瞬で炎上・燃え尽きます。
逆に言うと、しっかりとした換気を行い、ストーブガードなどで防火対策をすれば、テント内でもストーブを使うことができます。
換気は、それほど大きく開ける必要は無く、使うストーブの大きさにもよりますが、ベンチレーターを少し空けて、入口を5×5cmぐらいの面積を目安として開けておけば大丈夫です。むしろ、防火の方が重要で、ストーブは自動消火装置付きの物を使い、ストーブに物が引っかかったりしないように万全の対策を施してください。また、強風・突風には十分注意してください。スクリーンタープなどは、突風で倒壊したりする場合がありますので、風が強い日はストーブを使わないか、大型のストーブガードで囲って、周囲をペグダウンするぐらいの対策を行いましょう。私も以前、某キャンプ場でテントが炎上して消防車が来て大騒ぎになったのを目撃していますので、くれぐれもご注意ください。
灯油ですが、タンクの容量の大きいモデルであれば、満タンで持って行けばもつかもしれませんが、1日中焚いていると足りなくなる場合もあります。キャンプ日数と使用時間からどれぐらい灯油を消費するかを考え、予備の灯油をどれぐらい持って行くか考えておきましょう。灯油缶は、ホームセンターで良く売っている赤いポリタンクで、20Lと10Lがあります。ガソリン携行缶などであれば、5Lなどのサイズもありますので、容量に合わせて選んでください。
ストーブについて詳しくは下記も参照ください。
冬キャンプに向けたストーブの選び方
テント内でのストーブ使用は危険?換気と一酸化炭素中毒について詳しく解説
シュラフは色々と工夫が必要
実は、シュラフが一番選ぶのが難しいアイテムです。最低気温が0~5度の範囲であれば、5度対応までの3シーズンシュラフに、自宅で冬場に使っている毛布をプラスすればいけます。あとは、使い捨てカイロや湯たんぽなどを併用すれば何とかなります。
問題は、-10~0という氷点下にどう対処するかということになります。一番手っ取り早いのは、電源が使えるキャンプ場を選択し、ホットカーペットを使うことです。更に電気毛布までプラスできれば、-5度以下でも3シーズンシュラフと毛布程度で十分対応可能です。
我が家の冬キャンプ専用テント、クロンダイクグランデ。 中央のポールを挟んで片側に2畳のホットカーペットが余裕で敷ける。 |
電源サイトが無い場合は、氷点下の中で耐えなければならないので、モンベルのダウンハガー800#1やナンガのオーロラライト600DXクラスが必要となります。
石油ストーブなどの暖房で幕内温度を0度以上にすれば、3シーズンシュラフ+毛布なども可能ですし、3シーズンシュラフの中に5~0度対応シュラフを入れて2重化して対応する方法もあります。
人によっては、自宅で使用している羽毛布団を持ってきて使っている強者もいますので、シュラフにこだわらずに、身の回りにあるものを活用してください。
シュラフについて詳しくは下記も参照ください。
賢い冬キャンプのシュラフ選び
石油ストーブなどの暖房で幕内温度を0度以上にすれば、3シーズンシュラフ+毛布なども可能ですし、3シーズンシュラフの中に5~0度対応シュラフを入れて2重化して対応する方法もあります。
人によっては、自宅で使用している羽毛布団を持ってきて使っている強者もいますので、シュラフにこだわらずに、身の回りにあるものを活用してください。
シュラフについて詳しくは下記も参照ください。
賢い冬キャンプのシュラフ選び
服装はいつもより2~3枚多く重ね着
長時間5度以下の気温に対応するためには、服装もそれなりの準備が必要となります。また、キャンプ場は吹きさらしで風も強い場合が多いので、防風対策も重要です。とは言え、キャンプ用に色々と買うのはコストもかかりますので、日常のスタイルに数枚プラスするぐらいでの対応策を考えてみましょう。私がお勧めするのは、フリースや薄いダウンを重ね着(レイヤード)することです。防寒の基本は、いかに外気と身体の間に空気の層を作るかということになります。空気は熱伝導率が非常に低いため、より多くの空気の層を作れば、単体で分厚い服を着るよりも効果があります。だいたい、0~5度でプラス1~2枚、-10~0でプラス3枚を目安にしてください。
0~5度の場合
トップスハイネックシャツを、下着とシャツの間に着る
通常着るセーターやフリースの下に、追加でフリースやインナー用ダウンなどを追加
ボトムス
ヒートテックなどのタイツを履く
普段からタイツを履いている場合は、タイツを2重にするか、厚手の物を使う
-10~0度の場合
トップス下着はヒートテックなどの発熱素材の物を使用
その上に長袖かハイネックのシャツ(発熱素材かウール混紡)を着る
シャツは厚手の物か、フリースのトレーナーなどにする
通常着るセーターやフリースの下に、追加で薄手のフリースやインナー用ダウンなどを気温に合わせて1~2枚追加
ボトムス
ヒートテックなどのタイツを履く
普段からタイツを履いている場合は、タイツを2重にするか、厚手の物を使う
さらにボア生地などの保温性の高いスウェットパンツなどを履く
更に詳しくは下記も参考にしてください。
ユニクロで揃える冬キャンプ装備-服装の注意点まとめ
小物にも気を付けよう
冬キャンプでは手袋やソックスといった小物類も重要になってきます。チョットしたことが、快適性を大きく分けることにつながります。
ソックス
特に、冬キャンプでは足元が冷えるので、ソックスは重要になってきます。ソックスも2重に履くことで、断熱性を高めることが出来ますが、靴のサイズ次第ではきつくなる場合があります。きつい場合は血行が悪くなり逆効果ですので、できれば1サイズ大きな靴を選ぶのがポイントです。また、ソックス自体も、厚手の物や、登山用のウール混紡などを気温に応じて使い分けてください。
これは、完全防水で裏地には防寒加工もされているため、雪や氷を触っていても全く冷たさを感じません。元々は、業務用冷凍庫などで使われている手袋ですので、冷たい水洗いなどの場面でも威力を発揮します。
手袋は防水ゴム手袋がおすすめ
手袋は、通常の防寒手袋でも良いですが、ホームセンターやワークマンで売っている防寒・防水ゴム手袋をお薦めします。これは、完全防水で裏地には防寒加工もされているため、雪や氷を触っていても全く冷たさを感じません。元々は、業務用冷凍庫などで使われている手袋ですので、冷たい水洗いなどの場面でも威力を発揮します。
スキー用の手袋など、撥水加工されている物でも、雪遊びをすると直ぐにびちょびちょになってしまいますので、防水ゴム手袋を使うことをおすすめします。
帽子は寝る時も役に立つ
帽子も必須のアイテムです。特に常時氷点下の場合、フード付きのコートを着ていても頭が冷えてきます。私は、ユニクロのヒートテック帽子の上にニット帽子を被っています。これであればマイナス10℃以下の環境でも快適に過ごすことができます。
更に、寝るときにも、耳まで帽子をかぶっておくと、とても暖かく寝ることができます。マイナス10℃対応のシュラフに頭まですっぽり入っていても、帽子があるのと無いのでは雲泥の差ですから、特に寒がりの方は、必携アイテムと考えてください。
使い捨てカイロは多めに持っていこう
定番の使い捨てカイロも有効で、様々な場面で使えるので多めに持って行くことをお薦めします。使い捨てカイロを、お腹と肩甲骨の間に貼っておくと、体全体を温めることができます。また、使い捨てカイロは、だいたい8時間はもつので、就寝前にシュラフの中に3~5個ぐらい入れておくと、朝まで暖かく寝ることが出来ます。但し、低温火傷にはご注意ください。
ガスバーナーは高くてもイソブタンやプロパン入りを使おう
ガスバーナーも気を付けなければなりません。最近は特にCB缶(カセットボンベ)が使えるバーナーが主流になりつつありますが、コンビニなどで買えるCB缶は寒さに弱く、特に氷点下では点火することもできなくなります。そのため、パワーガスなどと言われる、寒冷地に対応したガス缶を用意しておくのがベストです。このガス缶は、イソブタンやプロパンが入っており、氷点下でも安定して使えるガスになっています。手に入らなかったり、忘れた時などは、通常のCB缶を使い捨てカイロで暖めながら使うという方法もあります。
冬キャンプで追加したい装備
以上、3シーズンのキャンプギアをベースに、冬キャンプに対応する方法を考えてきましたが、ここで、あると更に冬キャンプを快適にするアイテムをご紹介します。ホットカーペット・電気毛布
既に、シュラフの項目でもご紹介した通り、電源サイトであればホットカーペットや電気毛布が使えます。また、容量次第ではセラミックヒーターなどの暖房も使えるので更に快適になります。電源サイトを使うに当たっては、工事現場などで使われるような防水性の延長コードを持って行くようにしてください。長さも10mほどあれば安心です。サイトの大きさやレイアウトにもよりますが、電源はたいていサイトの端っこにありますので、テントまで電源を引き込むにはそれなりの長さの延長コードが必要です。
コット
フロアを断熱しても限界はあるので、冷気を避けるという意味では、コットが有効です。インナーテントの中でも、コットを使うことで地面から距離をとることができるため、冷気をより効果的に避けることができます。また、冷たい空気は下に溜まり、暖かい空気はより上に溜まりますので、高さのあるコットと石油ストーブなどを組み合わせると、かなり快適に寝ることができます。
コットを購入する際は、高さに気を付けてください。最近は収納性等の点から低いコットが増えてきていますが、冷気を防止するなら高さ40cmぐらいは欲しいです。
薪ストーブ
冬キャンプのギアで、最もハードルが高いのが薪ストーブです。特に、テント内で使うには、煙突の配管や防火対策など、多くの注意点があります。しかし薪ストーブは、最も高火力な暖房器具で、耐熱ガラスの窓が付いたモデルであれば、テント内で焚火気分を味わうことができます。
私は、むしろ薪ストーブが使いたいがために冬キャンプを始めたぐらいなので、冬キャンプといえば薪ストーブ、薪ストーブ無しの冬キャンプなんて考えられないです(笑)。
私は、むしろ薪ストーブが使いたいがために冬キャンプを始めたぐらいなので、冬キャンプといえば薪ストーブ、薪ストーブ無しの冬キャンプなんて考えられないです(笑)。
また、薪ストーブは、天板上でお湯を沸かしたり調理にも使えるとても便利なギアです。特に料理については、グラタンやピザなどのオーブン料理も作ることができるので、更に冬キャンプを楽しむことができます。
薪ストーブに関しては、別途まとめてありますので、下記を参考にしていただければと思います。
薪ストーブをテントの中で使う方法と注意点
キャンプで使える薪ストーブの選び方とおすすめの薪ストーブ13選
正しい薪ストーブの使い方
まとめ
以上、色々書きましたが、まとめると以下の通りです。テント
ドーム+スクリーンタープか、2ルームやトンネル型と言われるリビングと寝室がシェルターで覆われたテントを使おう。本格的に始めるなら、ポリコットンのワンポールテントがおすすめ。
上 ラグマットやこたつマット
中 銀マット(15mm程度の極厚の物)
下 プチプチシート
但し、換気と防火対策はしっかりと!!
普段の真冬の服装に、最低気温が0~5度でプラス1~2枚、-10~0でプラス3枚を目安に
ソックスは2重に履けるように、靴のサイズは1サイズ大きな物を。
フロアマット
空気断熱を意識した3重構造に上 ラグマットやこたつマット
中 銀マット(15mm程度の極厚の物)
下 プチプチシート
暖房
石油ストーブを積極的に活用しよう。但し、換気と防火対策はしっかりと!!
服装
フリースや薄いダウンを重ね着(レイヤード)する。普段の真冬の服装に、最低気温が0~5度でプラス1~2枚、-10~0でプラス3枚を目安に
小物
手袋は完全防水のゴム手袋が必須。ソックスは2重に履けるように、靴のサイズは1サイズ大きな物を。
帽子は2重がおすすめ、寝る時も被ろう。
使い捨てカイロは多めに用意しておこう。
ガスバーナーは、イソブタンやプロパンが入ったパワーガスを使おう。
最低気温が-10~0度なら3シーズンシュラフ+0~5度対応シュラフの2重化や暖房器具との併用など工夫しよう
コットで冷気を避けてより快適に寝る
薪ストーブは最強の暖房器具
冬キャンプ対策チェックシート
使い捨てカイロは多めに用意しておこう。
ガスバーナーは、イソブタンやプロパンが入ったパワーガスを使おう。
シュラフ
最低気温が0~5度なら3シーズンシュラフに毛布をプラス最低気温が-10~0度なら3シーズンシュラフ+0~5度対応シュラフの2重化や暖房器具との併用など工夫しよう
追加装備
ホットカーペット・電気毛布+10m程度の防水延長コードコットで冷気を避けてより快適に寝る
薪ストーブは最強の暖房器具
冬キャンプ対策チェックシート
最後に、冬キャンプ対策チェックシートを用意しましたので、よろしければ使ってください。冬キャンプ対策チェックシート
それでは、楽しい冬キャンプに是非挑戦してみてください!!