そんな焚き火に欠かせないアイテムが、ズバリ焚き火台です。今年は、遂にmont-bell(モンベル)からも発売されるなど、焚き火熱は益々上昇中ということで、2020年の新発売製品を一気にチェックしてみました。
belmont(ベルモント) TABI
新潟県燕三条は金属加工の街として有名ですが、アウトドアブランドが多いことでも有名になりつつあります。ベルモントも、そんな燕三条から出てきたアウトドアブランドです。今年の新商品の目玉は、小型超軽量の焚火台「TABI」です。形はコンパクトですが、側板を外せば市販の大きな薪も使えます。
焼き網付きですので、調理にも使えます。
出典:ベルモント |
本体と側板はチタン製で、総重量423gと驚異的な軽さですが、耐荷重は約15kgと8インチクラスのダッチオーブンなら十分使える強度を誇ります。
発売は4月下旬です。
ユニフレーム「ファイアグリルsolo」
言わずと知れた、焚火台人気ナンバーワンのユニフレーム「ファイアグリル」に、小型のsoloが登場!写真はノーマルのファイヤーグリルです。 出典:ユニフレーム |
ノーマルが38×38cmなのに比べ、21×21cmとよりコンパクトになっています。対角線が30cm弱ですので、市販の薪だと少しはみ出るサイズですが、炎を眺めながら薪をゆっくり燃やしていくまったり焚火スタイルにはバッチリ!?
スノーピーク「焚火台SR」
質実剛健のスノーピーク焚火台は、発売以来ロングセラーとなっていますが、遂に新しいソロ向け焚火台が登場しました。出典:スノーピーク |
特徴的なのが、焚火台本体の左右から突き出た「グリルブリッジ」。ここに、別売りの「グリルプレートハーフ深型」や「焼き網ステンレスハーフPro.」などを乗せて調理を楽しむことができます。
下段の灰受けも、本体より大きく作られているので、熾火が落ちてグランドを痛めるのを防ぎます。この、自然環境にまで配慮したデザインは、スノーピークの面目躍如と言ったところでしょうか。
ソロ向けとは言え、使用サイズは幅48×奥行き26.5×高さ39cmと、市販の薪を入れるのに十分な大きさが確保されており、収納時には高さ6cmとコンパクトになるので、バイクツーリングにも向いています。
※2020年度発売予定でしたが、開発・製造工程で課題があったため、2021年4月に発売が延期されています。
収納時は薄くなるので、場所を取らず、重量も約2.5kgとコンパクトで軽量な焚き火台です。
サイズは、325×325×195(高さ)mmと少し小さめですが、対角線は約45cmあるので、市販の薪も十分使えます。
難点は、炉の高さが低いので草地ではダメージを与えてしまうことと、耐荷重8kgとダッチオーブンなどを直接乗せて使うには強度に不安がある点です。
この商品、気を付けないといけないのが、脚と薪受けプレートが別売となっている点です。どう考えても、脚が無いと使い難いと思うのですが・・・謎です。
素材は、ステンレス、とチタンの2種類がありますが、重量はORUが490g+595g、ORUチタンが338g+369gと、この378g差をどう考えるかという所でしょうか。あとは、チタンの方が強度が高く、熱によって独特の青みがかった色になるので、育てる楽しみもあります。
但し、定価は、ステンレスの約2倍です(苦笑)
本体の四方に空気穴が設けられており、薪を効率よく燃焼させることができます。
L型のグリルスティック(料理用五徳)を使うことで、鉄板、網、ダッチオーブンなど、様々な道具を使って調理が楽しめます。
注目する点としては、ファイアリッドという蓋が付属していることでしょうか。熾火が残っていても、ファイアリッドで蓋をすれば簡単に消化できるそうです。
収納サイズは、420×280×75(高さ)mmとそれなりですが、重量は約4.78kgと少し重めです。
プリムスの人気の焚火台「KAMOTO オープンファイアピットS」(重量6.1kg)と比較するとほぼ同じ大きさですので、まあ妥当な重さと言えるでしょう。
テンマクデザインは、いろり炉「Bon火」という焚き火台も6月上旬に発売予定で、今年の焚き火台に賭ける熱量を感じます。
側面が2重になっており、2次燃焼を促進する構造になっています。
本体下部の穴から空気が吸い込まれ、内側の小さな穴から出ることで、薪から発生する可燃性ガスを更に燃やすことができます。この2次燃焼により、火力のアップと煙の減少が図られています。この手の物では、solostove(ソロストーブ)が先駆者ですが、モンベルの焚火台は、折り畳むと420×300×50mmとコンパクトになり、重量も4.1kgと軽量です。
420×220×300(高さ)mmと、市販の薪も十分使える大きさが確保されており、2~3人で使うのに良いサイズ感に仕上がっています。
焼き網は付属していますが、別売の「クッカースタンド」を使えば、ダッチオーブンを使った料理なども楽しめます。
耐荷重も約20kgと、充分な耐久性があるので、ファイヤースタンドなどが無くても10インチクラスのダッチオーブンが使えます。
毎年色んなアイデア商品をリリースし続けているキャプテンスタッグ。
以上、今年も各社の焚火台から目が離せません!!
テンマクデザイン フラット焚き火台
ワンタッチ開閉の焚き火台です。収納時は薄くなるので、場所を取らず、重量も約2.5kgとコンパクトで軽量な焚き火台です。
出典:テンマクデザイン |
サイズは、325×325×195(高さ)mmと少し小さめですが、対角線は約45cmあるので、市販の薪も十分使えます。
難点は、炉の高さが低いので草地ではダメージを与えてしまうことと、耐荷重8kgとダッチオーブンなどを直接乗せて使うには強度に不安がある点です。
テンマクデザイン コンパクト焚き火台 ORU・ORUチタン
使用サイズ188×122×158(高さ)mmというコンパクト焚き火台です。サイズ感としては、笑'sのB-6君(215×122×165(高さ)mm)に近く、焚き火台としてはかなり小さい部類に入ります。左がステンレス、右がチタンを折り畳んだ状態 |
この商品、気を付けないといけないのが、脚と薪受けプレートが別売となっている点です。どう考えても、脚が無いと使い難いと思うのですが・・・謎です。
素材は、ステンレス、とチタンの2種類がありますが、重量はORUが490g+595g、ORUチタンが338g+369gと、この378g差をどう考えるかという所でしょうか。あとは、チタンの方が強度が高く、熱によって独特の青みがかった色になるので、育てる楽しみもあります。
但し、定価は、ステンレスの約2倍です(苦笑)
テンマクデザイン 焚き火スクエア
サイズ400×400×290(高さ)mmと、市販の薪も十分入る大型の焚き火台です。本体の四方に空気穴が設けられており、薪を効率よく燃焼させることができます。
L型のグリルスティック(料理用五徳)を使うことで、鉄板、網、ダッチオーブンなど、様々な道具を使って調理が楽しめます。
注目する点としては、ファイアリッドという蓋が付属していることでしょうか。熾火が残っていても、ファイアリッドで蓋をすれば簡単に消化できるそうです。
収納サイズは、420×280×75(高さ)mmとそれなりですが、重量は約4.78kgと少し重めです。
プリムスの人気の焚火台「KAMOTO オープンファイアピットS」(重量6.1kg)と比較するとほぼ同じ大きさですので、まあ妥当な重さと言えるでしょう。
テンマクデザインは、いろり炉「Bon火」という焚き火台も6月上旬に発売予定で、今年の焚き火台に賭ける熱量を感じます。
mont-bell(モンベル) フォールディング ファイヤーピット
モンベルが満を持して発売した焚火台です。側面が2重になっており、2次燃焼を促進する構造になっています。
本体下部の穴から空気が吸い込まれ、内側の小さな穴から出ることで、薪から発生する可燃性ガスを更に燃やすことができます。この2次燃焼により、火力のアップと煙の減少が図られています。この手の物では、solostove(ソロストーブ)が先駆者ですが、モンベルの焚火台は、折り畳むと420×300×50mmとコンパクトになり、重量も4.1kgと軽量です。
420×220×300(高さ)mmと、市販の薪も十分使える大きさが確保されており、2~3人で使うのに良いサイズ感に仕上がっています。
焼き網は付属していますが、別売の「クッカースタンド」を使えば、ダッチオーブンを使った料理なども楽しめます。
耐荷重も約20kgと、充分な耐久性があるので、ファイヤースタンドなどが無くても10インチクラスのダッチオーブンが使えます。
キャプテンスタッグ 7wayマルチファイアグリル
毎年色んなアイデア商品をリリースし続けているキャプテンスタッグ。
キャプテンスタッグの焚き火台としては、ヘキサステンレスファイアグリルが定番となっていますが、今年はそれに代わるかもしれない新製品がリリースされました。
その名も7wayマルチファイアグリル!
その名も7wayマルチファイアグリル!
これ1台で、①バーベキューグリル、②焚き火台、③ダッチオーブン料理、④串焼きグリル、⑤ピザ窯、⑥スモーカー(燻製器)、⑦オーブンとして使えます!
グリルのサイドフレームには串焼き用の穴が空いていて、串を差し込むことができます。
差し込む穴が2種類あり、串の角度を調節可能です。
本体下には、ピザ用トレーが付いており、24cmまでのピザが焼けます。
このトレーは、本体の上にかぶせるフタとして使うことで、スモーカーやオーブンとしても使用できます。
本体は十分な容量があるので、ダッチオーブンをそのまま入れて、豪快に料理が可能。
高さが2段階に調整可能ですので、焚き火台として使う時は、ロースタイルで使うことになります。
キャプテンスタッグ クアッドファイアスタンド
ファイアスタンドに火床がドッキングした形状の焚き火台。
火床がメッシュタイプの焚き火台は、構造的に耐荷重量が足りず、ダッチオーブンなどを使うためには、トライポットなどを別途購入する必要がありましたが、これは、ファイアスタンドに焚き火台を付けてしまったという、まさに目からウロコの製品です。
4本足ですので、一般的なトライポッドよりも安定感が高く、吊り下げチェンも無段階で長さが調整可能。微妙に火力調整できるので、特に焚き火料理に向いています。
畳めば、とてもコンパクトになり、重量も約1.2kgと軽量なので、ソロにもおススメです。
今年は、ソロキャンプ向け焚火台が特に盛り上がっているので、まとめてみました。