まあ、安かろう悪かろうだろうと思ったのですが、製造元を調べると、あのSOTOブランドで有名な新富士バーナーではありませんか!
当然MADE IN JAPANです!!
これは、試してみないわけにはいかないと、早速購入して使ってみました。
結論から書きますが、これは価格破壊間違いなしです!!
似たような製品が、本家のSOTOから発売されていますが、市場価格がだいたい1000円とダイソーの簡単ダンボールスモーカーの3倍以上です!!
おつまみ香房ST-115
http://www.shinfuji.co.jp/soto/products/st-115/
ダイソーの簡単ダンボールスモーカー
製品構成は、本体のダンボール製燻煙器、食材を乗せる網、網置きの穴をふさぐシール、スモーカーを乗せるアルミ皿の4点ととてもシンプル。
構造が単純なので、組み立ても簡単
組み立ては、ダンボール製の本体を四角く開いて、網を置くだけです。網置きは、ダンボールの角を内側に折り込むだけですが、強度的には十分です。空いた穴からスモークが漏れないように、シールが付属しています。
おつまみ香房ST-115との違いですが、構造的には、底が組み立て式になっていてアルミ皿が置けるようになっている点と、網の固定に金棒を2本使っている程度で、殆ど変わりが無い印象です。あと、おつまみ香房には1~2回分のスモークウッドが付いていますが、簡単ダンボールスモーカーには付いていないので、別途購入が必要です。
簡単ダンボールスモーカーは、底がオープンになっており、スモークウッドを入れるアルミ皿を地面に直接置く構造になっているので、芝生サイトなどだと熱対策する必要がありますが、そのへんに転がっている石でも置いておけば大丈夫です。
下面が空いているので、おつまみ香房に比べて気密性に劣りますが、スモークが漏れてくることはありません。むしろ、適当な空気流入がある方が、スモークウッドを焚くのにちょうど良いです。
たった300円で、本格的な燻製ができる!
さて、私の好きな燻製材料のゆで卵とチーズを燻製していきます。出来上がりの写真を撮り忘れましたが、本格的な金属製スモーカーに劣らず、15分ほどでしっかりスモークできました。
箱の大きさが意外とあるのと、網と火元の距離があるので、温燻でも庫内の温度がそれほど上がらず、外気温が低い冬場であれば、むしろ冷燻状態になります。
これであれば、タイなどの白身魚を燻製にしてカルパッチョにすると美味しそうです。
ダンボール製のメリットとしては、軽くてコンパクトという点です。アルミ皿を除けば、厚さ数センチですから、焚火台などと一緒に入れておける大きさです。私も、金属製のスモーカーを持っていますが、かさばるのでキャンプで使ったことはありません。でもこれなら、ギアの隙間にでも収納できるので、キャンプに積極的に持ち出したくなります。
ダンボールとは言え、それなりに耐久性もあるので、数十回は使えそうです。アルミ皿はあまり耐久性はありませんので、ミニ焚火台などを使うと良さそうです。
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使い勝手が良く、本家の3分の1の値段と超コスパの良い「簡単ダンボールスモーカー」。
私のキャンプギアの1軍入り間違いなしです!