コールマン ファイヤープレイスフォールディングチェアで焚火三昧(でも過信は禁物)

2019年6月14日

キャンプ沼 チェア

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皆様こんにちは、野外活動沼の住人ケイ太です。
お尻が・・・(ネタ切れのため以下略)。第6回目となる今回は、コールマンのファイヤープレイスフォールディングチェアをご紹介します。

まずは、ファイヤープレイスフォールディングチェアのレビューをする前に、ベースとなったコンパクトフォールディングチェアの解説から始めたいと思います。


コールマンのコンパクトフォールディングチェアは、座面が28cmと低くロースタイルに向いています。座面幅が48cmとやや小さいですが、同じくコールマンのレイチェアが50cmですのでそれほど変わらないです。

ハイランダーのウッドフレームチェアと比較すると少し小ぶりなのが判る
コンパクトフォールディングチェアは、背もたれ上部のフレームと座面の前面のフレームがU字型に曲げられています。特に座面の前面のフレームがU字になっていることで、太ももがフレームに当たりにくくなっているため、快適に座ることができます。


ロースタイルのチェアでは、足を前に伸ばして座るスタイルになるので、太ももにフレームが当たると痛くて長時間座っていられなくなります(ニトリの木製ローチェアなど)。そのため、いかにフレームが太ももに当たらないようにするかが重要なポイントとなり、コンパクトフォールディングチェアは、人間工学的にも理にかなった構造になっています。同様に背もたれ上部のフレームのU字型のため、背もたれに体重をかけてもフレームが当たることがありません。


このデザインは、おそらくカーミットチェアにインスパイアされていると思われます。カーミットチェアがカーミット・イースタリングにより生み出されたのが1984年ですから、30年以上前にこのデザインが確立していたわけで、改めてカーミットチェアの偉大さを感じずにはいられません。

フレーム素材はアルミで、シートはポリエステルなので、コンパクト性とも相まって2.1kgと軽量です。ただ、2つ折りの構造上、畳んでも53×9×56(h)cmとそこそこな大きさがあるので、積載時は積み重ねるなどの工夫が必要です。


折り畳んだ時には、背もたれのフレームに付いているベルクロテープで座面側のフレームが留められるので、積載時に開かないようになっており、こういった点もよく考えられているなーと感心します。

コンパクトフォールディングチェアは、カラーバリエーションが豊富で、基本のレッド以外に様々な色があります。コールマンの定番色であるグリーンが無いのは以外ですが、Amazon限定カラー(イエロー、スカイ)や、スポーツオーソリティ限定カラー(オリーブ、グレー)など、ショップ限定カラーが豊富というのも特徴です。
そんな中で、ファイヤープレイスフォールディングチェアは、生地を防炎加工したバリエーションになります。構造的にはコンパクトフォールディングチェアと同じで、生地が違うだけです。とはいえ、生地自体はポリエステルなので、コットンに比べると難燃性に劣ります。
私も、半信半疑でファイヤープレイスを購入したのですが、案の定、火の粉が飛ぶと溶けて穴が空いてしまいましたので、過信は禁物です。


その後、調べてみると、コールマンのWEBサイトに以下の注意書きがありました。

※本製品の生地は防炎効果を備えていますが、燃えないわけではありません。炎による危険性を考慮し、炎が当たると炭化するため燃え広がりにくい性質を持っています。

難燃ではなく、防炎加工ということで、燃え上がりにくいから通常商品よりは安全ですよというだけで、火の粉で穴が空かないわけではありませんでした。残念!


私の購入したサンドカラーは、肘置きの質感が変更されています。素材が天然木というのは同じなのですが、塗装がより濃いブラウンで、私はこちらの方が高級感があって良いと思います。



※2020年3月現在、サンドカラーは廃盤になっているようです。

さて、座面が28cmということで、私はこれにキャンパーズコレクションのタフライトファイアープレイステーブルを加えて使っています。タフライトファイアープレイステーブルが高さ27cmとちょうど座面と同じぐらいの高さで、焚火を観ながらビールを飲むのに適しています。




結局、ファイヤープレイスは燃え上がらないように防炎加工しているということで、火の粉に強い(穴が空かない)という訳ではないので、ノーマルの方を購入してもあまり変わらないかもしれません。肘置きの質感にこだわらないのであれば、ノーマルの方が安いので、こちらもおススメです。



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