皆様こんにちは、野外活動沼の住人ケイ太です。
実は、私はキャンプチェアを20脚以上持っています。たった家族3人なのに、なぜそんなに持っているかというと、座り心地や使い勝手がそれぞれ異なり、キャンプスタイルや場面によって使い分けているからです。まあ、嫁には「なんでそんなにイスばっかりいるねん!あんたのケツは何個に割れとんねん!!」と怒られてますが・・・。
そんな私のキャンプチェアコレクション(?)からいくつか紹介したいと思います。
今回ご紹介するのは、CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)の「CSクラシックス リラックスクッションチェア」と「アルミ背付ベンチ」です。
キャプテンスタッグについて
キャプテンスタッグは、パール金属株式会社のアウトドアブランドです。パール金属は、1967年に新潟県燕三条(現新潟県三条市)に設立された金属加工会社で、家庭向けの鍋やおたまなどのキッチン用品の製造・販売を行っています。そんなパール金属の創業者がアメリカの市場調査に行ったとき、通りがかった公園で、大型のグリルでバーベキューを楽しむ家族を見て、大きな衝撃を受けたことがきっかけとなって、キャプテンスタッグのブランドへと繋がっていきます。ブランド誕生は、1976年の「ジャンボバーベキューコンロA型」の発売まで遡り、これはユニフレーの誕生に先駆けること9年前で、スノーピーク(1963年)に遅れること13年となります。燕三条の地に日本のアウトドアメーカーがひしめき合っているというのも何かの縁なのでしょうね。さて、キャプテンスタッグといえば、キャンプマニアの間では「鹿番長」の愛称でも知られており、ついにキャプテンスタッグ側がキャラクターまで作ってしまいました。
CSクラシックス リラックスクッションチェアを衝動買い!
キャプテンスタッグの商品は、比較的低価格な製品が多く、ホームセンターやドンキでも多数の商品が取り扱われているので、アウトドアにあまり興味の無い方でも見たことがあると思います。品質的には、値段相応ということもあり、コスパは良いのですが、尖ったものが無い印象で、私はあまりキャプテンスタッグの商品を購入していませんでした。ところが、そんな私が一目で衝動買いしたのが、今回ご紹介する「CSクラシックス リラックスクッションチェア」です。見つけたきっかけは、焚火で使うためにシートが100%コットンのチェアをネットで探していたところ、このチェアが引っかかってきたことでした。
このリラックスクッションチェアですが、シートが100%コットンであるというだけでなく、中に綿が入っているためクッション性も良く、とても座り心地が良いチェアです。組み立ては、花形に開くフレームの4隅にクッションの角のポケットを差し込むだけと、とても簡単です。
構造的には、ヘリノックスのチェアワンなどと同様、シートの四隅でフレームに固定し、シート全体で体重を支える構造のため、多少の浮遊感があり、シートのクッション性と相まって、高級ソファーに匹敵するような座り心地です。私は、キャンプで特にリラックスしたい時には、このチェアを持っていきます。このチェアで焚火を眺めながら、ウィスキーをちびちびやっていると、まるで暖炉の前でソファーに座っているような幸せな気分になれます(暖炉の前に座ったことなどありませんのであくまで想像ですが)。
白いコットン生地ということで、やっぱりテントやタープも白のコットンにすると、
こんな感じて、白いサイトが出来上がります(^^♪
因みに、テントはテンマクデザインのサーカスコットンバージョン(詳しくはこちら)、タープは同じくテンマクのTakibi-Tarp Cotton SOLO Rectaです。
アルミ背付ベンチにリラックスクッションカバーでソファーに変身!
さて、このチェアをリビングに組み込むにあたり、同時に導入したのが、「アルミ背付ベンチ」です。アルミ背付ベンチは、キャプテンスタッグ以外からも発売されていますし、これも折り畳みベンチシートとしては特に特徴のある製品ではありません。しかし、アルミ背付ベンチ用リラックスクッションカバーとセットで使うと景色は一気に変わります。このクッションカバーは、リラックスクッションチェア同様100%コットンで、クッション性もあるため、これを付けると一気に座り心地が良くなります。
取り付けも簡単で、クッションの裏側にポケット状の差し込み部分があり、そこに背の上部分とベンチの前の部分を差し込むだけです。背の部分に差し込み式のバックル付きベルトがついているので、ベルトで固定してしまえばずれることもなく快適に使えます。
私は、リラックスクッションチェア2脚と、このカバーを付けたベンチ1客をセットにして、リビングにしており、ベンチは娘の指定席になっています。
自然の中で、ちょっと豪華な座り心地のこのセット、ぜひ試してみてください!
いつもと違うキャンプが楽しめること間違いなし!!
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最後に、ちょっとだけ欠点を。
リラックスクッションチェアは、フレームが鉄製のため、とても重いです。写真では分かりにくいですが畳んでもフレームがかなり大きいです。また、一見密閉されているように見えますが、フレームのヒンジ部分は防水されていないので、水をかけるとパイプの中に水が溜まって錆びますので、水洗いは避けてください。私は、それを知らずにキャンプから帰宅後、汚れたパイプを豪快に水洗いしてしまい、後で錆びた水が染みだしてきて大変でした。