調理に使うお玉やフライ返しから、箸・スプーンまで、色々と小物類が多くて整理と収納に苦労することがあると思います。
ロールケースに入れたり、ワイヤーバスケットを使ったりと、様々な収納術があると思いますが、今回は私の収納術をご覧いただこうと思います。
なるだけ薄く平たいアイテムを選ぶ
収納するためには、やっぱりかさばるアイテムは困りものです。また、数多くのアイテムを収納するためにも、なるだけ薄くて平たいアイテムを選択するのがポイントになります。薄ければ薄いほど、多数を重ねてもかさばることが無いため、コンパクトに収納することが可能です。
下の写真では、一番上にシートまな板を載せ、その下にはUNIFLAMEのファンマルチロースター、おろし金というように、平たい物を重ねて収納しています。
また、焼きそばやお好み焼きに使う「こて」2つも、こて部分を重ねてハンドル部分はずらして重ねることで、コンパクトにして隙間に収納しています。こては、フライ返しの代わりにも使えるので、重宝しています。
このように、まずは、なるだけ薄くて平たいアイテムを選ぶことを心掛けていくと、コンパクトにまとめることができるようになります。
スタッキングする
コンパクトに収納するうえでは、最も重要なテクニックです。多くのキャンパーの間でも「シンデレラフィット」などとも言われるように、うまくスタッキングできるととてもコンパクトにまとまり気持ちが良いです(テトリス症候群)。ポーレックスのコーヒーミルが、500mlのステンレス2重タンブラーの中にすっぽり入ります。傷がつかないように、布巾代わりのバンダナで巻いています。
上の写真のスタッキングの中身は、プラ製どんぶり×4、シェラカップ×3、折り畳みおたまになります。
全部並べると、これだけの量になりますが、上手くスタッキングするととてもコンパクトにまとめることができます。
まとめて収納する
調理器具やカトラリー、食器など様々なアイテムを、コンテナにバラバラに収納してしまうと、取り出すのにも手間がかかります。ですので、私はキッチン用品をまとめて、工具箱に入れています。調理器具から食器まで全部工具箱にまとめて入れているので、食事の最初から最後まで1箱で済んでしまいます。また、1箱に詰め込んでいるので、「〇〇どこにいった?」などと探すことも無く、とても快適です。工具箱には、仕切りの付いたトレーがあるので、小物と大きな物を分けて入れることができ、整理も付くので便利です。箸やスプーンなどの小物をトレーに入れて、菜箸などの長物は下のボックスに入れるなど、上手く使い分けすることがポイントです。
また、深皿やどんぶりなどは、収納時に縁の部分に隙間ができてしまうので、その隙間を利用してBBQ用の串や包丁などを収納すると、コンパクトにまとめることができます。
工具箱を使った収納で快適かつコンパクトに
では、私の収納術をご紹介します。私は、リングスターのスーパーボックス SR-530を使っています。
サイズは、間口×奥行×高さ:530×253×220mmで、内寸も奥行が188mmあるので、深皿も収納できるサイズです。
中には、間仕切り付きのトレーが入っているので、小物をまとめるのに重宝します。
間仕切りは、自由にレイアウトを変更できるため、色々と試行錯誤しながら以下の様な形になりました。
中央の間仕切りに箸を入れているのですが、幅が少し足りないので斜めにしないと入らないのが唯一の弱点です。
さて、この工具箱に入っている物を全て出すとこんな感じになります。
①ステンレス2重タンブラー ②コーヒーミルとコーヒー豆用計量スプーン ③アイスピック ④箸+予備の割り箸 ⑤コーヒードリッパー ⑥ナイフ(オピネルNo.9、No.12、フィレNo.12) ⑦シートまな板3枚+プラまな板 ⑧ファンマルチロースター ⑨おろし金 ⑩ペティナイフ ⑪テレスコーピングフォーク ⑫菜箸×2 ⑬こて ⑭しゃもじ ⑮竹串 ⑯折り畳みお玉 ⑰ショットグラス×2+布巾×2 ⑱キッチンはさみ ⑲スプーン ⑳ソムリエナイフ ㉑栓抜き・缶切り ㉒バターナイフ ㉓マドラー ㉔ミニフォーク ㉕ミニスプーン ㉖フォク ㉗ナイフ ㉘ステンレス2重マグカップ ㉙プラどんぶり ㉚シェラカップ ㉛プラ深皿 ㉜SOTOレギュレーターストーブ用溶岩プレート ㉝鉄串
以前は、プラ深皿の中にSOTOレギュレーターストーブも入れていたのですが、CB缶と一緒に収納する方が便利なので、別の収納BOXに移動しました。
うまく詰め込むと、これぐらい入るので、是非挑戦してみてください!
まとめ
薄く平たいアイテムを選ぶ
かさばらず、重ねて収納することでコンパクトに収納できるアイテムを選ぶ。スタッキング
どんぶり+シェラカップ+折り畳みお玉のようにうまくスタッキングすることでスペースを節約。まとめて収納する
キッチン用品をまとめて収納することで、使う時も手間いらず。工具箱のトレーを活用すれば、小物を分けて入れられ探しやすい。
わずかな隙間も活用しよう。
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